中央通信社、台北26日発。115年全国障害者スポーツ大会は本日、陸上競技場の最終日を迎えた。かつて国内の棒高跳び界の未来の星だった廖晋廷は、交通事故により車椅子での一生を余儀なくされたが、今、再び大きく羽ばたき、槍投げと砲丸投げで二冠を達成した。
雲林県代表として出場した廖晋廷は、4日間にわたる全障運の陸上競技で槍投げと砲丸投げの金メダルを獲得。本日の砲丸投げでは6メートル23の記録で全国記録を塗り替えたほか、円盤投げでも銅メダルを獲得した。
現在26歳の廖晋廷は、少年時代から代表選手の常連であり、アジアジュニア選手権の男子棒高跳びで4位に入賞した経験もある。しかし、2023年の交通事故で脊椎に深刻な損傷を負い、医師から一生車椅子生活になるという宣告を受けた。
廖晋廷は当時をこう振り返る。「最初は事実を全く受け入れられず、一日中両親や恋人、医師と喧嘩をしていました。自分はアスリートなのだから、必ず完全に回復できると信じていたのです。しかし、両親の黒髪が白髪に変わり、恋人が怒って口をきいてくれなくなり、毎日病院への通院とリハビリに多額の費用がかかるのを見て、このままではいけないと悟りました」。
廖晋廷はインタビューでこう語った。「その後、講習に通い、食事や入浴、着替えを学び直しました。初めて2時間かけて自分で短パンを履けたとき、嬉しくて長い間笑っていたことを覚えています」。
低迷期を脱した廖晋廷は、最も慣れ親しんだ陸上競技場に戻ることを決意した。「もう飛ぶことはできないのだから、陸上で精一杯努力しよう」と冗談めかして語る。「元プロのアスリートとはいえ、座って投げるのは全くの別物で、すべてを一から訓練し直す必要がありました」。
廖晋廷は負傷後、左腕に新しいタトゥーを刻んだ。それは第二の人生へ向かう決意を象徴している。「タトゥーの図案は、墜落した天使から、大きく羽ばたく大天使へと変わりました。自分の人生の粘り強さをもって皆さんに伝えたいのです。転ぶことは怖くない、怖いのは立ち上がろうとしないことだと」。
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