(中央社記者 鍾榮峰 台北20日電)本日の台湾株式市場は取引時間中に乱高下し、4万ポイントの大台を維持しようとする中、受動部品が相場を支える主役となった。Yageo(国巨)は9%以上急騰しストップ高の546元に迫り、Walsin Technology(華新科)も9%以上大幅高となった。Holy Stone(禾伸堂)、Lelon Electronics(立隆電)、Kaimei(凱美)、Ta-I(大毅)、Nitsuko(日電貿)、Tai-tech(臺慶科)、Kingstate(金山電)など多くの銘柄がストップ高を付けた。

法人アナリストによると、世界の受動部品大手は、人工知能(AI)アプリケーションが必要とするハイエンド積層セラミックコンデンサ(MLCC)およびタンタルコンデンサ部品の供給を優先している。これにより、ハイエンドMLCCの供給が逼迫するだけでなく、標準型MLCCの供給も不足し、納期が12週間から16週間に延長されている。関連の受動部品価格は、次なる上昇局面が期待できる。Yageoは、日本や韓国などの大手メーカーからの生産能力シフトと受注転換の恩恵を受けることができる。

Yageoは以前、全ての製品ラインで受注出荷比率(B/Bレシオ)が1を上回っていると指摘しており、中でもAIアプリケーション製品の受注出荷比率は平均を上回っている。下半期の継続的な強い需要に対応するため、製品の稼働率を積極的に引き上げている。

Yageoによると、2025年第4四半期にはAI関連の売上比率が約12%から13%になる見込みで、今年の第1四半期にはすでに13%から14%に上昇しており、今年の年末までには15%に達すると予想されている。

Holy Stoneは以前、ハイエンドAIサーバーの電源サプライチェーンに参入しており、今年の業績成長が期待できると述べている。AIアプリケーションの比率は倍増する可能性があり、MLCCの生産能力を積極的に拡大している。

業界関係者の分析によると、受動部品メーカーは部品サプライヤーからモジュールレベルへのアップグレードを積極的に進め、製品の付加価値と単価を向上させている。AIサーバーとデータセンターが受動部品の需要を倍増させている。AIサーバーを例にとると、1台あたりの消費電力は3000ワットを超え、インダクタの使用量は一般的なサーバーのほぼ2倍に増加している。関連するTLVR(Trans-inductor Voltage Regulator)アーキテクチャは、新世代サーバー電源設計の主流ソリューションとなっており、インダクタ製品の需要を押し上げている。(編集:楊凱翔)1150520

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  • 出典:中央社 CNA
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