駐オランダ代表、オランダメディアに寄稿「WHOからの台湾排除は国際的損失」

台湾の駐オランダ代表である田中光氏が、オランダの大手紙「デ・テレグラフ」に寄稿し、世界保健機関(WHO)への台湾の参加を支持するよう国際社会に呼びかけた。同氏は、2350万人の人口と先進的な医療制度を持つ台湾を排除することは、不公平であるだけでなく、世界の公衆衛生にとっての損失であると主張。中国による国連決議2758号の歪曲した解釈に反論し、COVID-19パンデミックやウクライナへの人道支援における台湾の貢献を挙げ、台湾が責任ある国際パートナーであり、その参加が世界の公衆衛生の強靭性を強化すると訴えた。
地緣政治,國際組織,公共衛生NQ 85/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月19日 08:11
  • 🔍 収集: 2026年5月19日 08:31(発表から20分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月19日 08:32(収集から1分後)
(中央社ジュネーブ18日特電)第79回世界保健総会(WHA)が18日からジュネーブで開催される。台湾の駐オランダ代表である田中光氏がオランダメディアに寄稿し、台湾が世界保健機関(WHO)から排除されている問題に国際社会が正視するよう呼びかけ、世界の公衆衛生協力は政治的道具に成り下がるべきではないと強調した。

オランダ最大手紙「デ・テレグラフ」(De Telegraaf)は15日、「台湾のWHO参加からの排除は国際社会の損失」と題し、田中光氏の寄稿を掲載した。

田中氏はオランダ船籍のクルーズ船で発生したハンタウイルスの事例を挙げ、WHOが通報を受けた後、迅速にオランダ、南アフリカ、スペインなどの関連国と情報交換および防疫協調を行ったと指摘した。

同氏は、この事例は国際社会に対し、疾病に国境はなく、国境を越えた衛生協力がこれまで以上に重要であることを改めて思い起こさせると述べた。健康は基本的人権であり、2350万人の人口を抱える民主主義社会であり、世界有数の先進医療システムを持つ台湾が、今なおWHOから排除されていることは、台湾にとって不公平であるだけでなく、国際社会の損失である。

田中氏は、中国が長年にわたり台湾の国際参加を圧迫し続け、特に国連総会決議第2758号を誤って引用し、台湾のWHOおよびその他の国際組織への参加を妨害していると説明した。しかし、この決議は中国の代表権問題を処理するだけで、台湾については一切言及しておらず、ましてや中華人民共和国に台湾人民を代表する権限を与えたものではない。北京当局は意図的に決議内容を歪曲し、台湾の国際参加の空間を圧縮しているが、公衆衛生協力が政治に人質に取られるべきではない。

田中氏は、台湾が長期にわたり責任ある国際的パートナーとしての役割を果たしてきたことを強調した。COVID-19パンデミック期間中、オランダを含む80カ国以上に医療・防疫物資を提供し、2022年からはウクライナに数百万ユーロの医療設備・物資を提供し、人道救援活動を支援している。

同氏は、台湾のWHO参加を許可することは、台湾を助けるだけでなく、世界の公衆衛生協力と強靭性を強化し、WHOの信頼性を高めることにもなると述べた。

田中氏は最後に、国際社会は人々の福祉を政治の上に置くべきだと訴えた。台湾は専門知識、経験、能力を分かち合い、世界の公共利益に貢献する準備ができている。「すべての人に健康を」(Health for all)は、台湾を含むすべての人を真に包含すべきである。国際社会は排除ではなく包容を通じて、共により多くの命を救うべきである。(編集:張芷瑄)1150519