台湾出身の行倫邑氏、仏大統領府のデザートシェフとして活躍―逆境を原動力に変えて

台湾・台南出身の行倫邑氏は、フランスのエリゼ宮(大統領府)でデザートシェフを務め、マクロン大統領夫妻の食を支えています。11年にわたるキャリアの中で直面した周囲の疑念を成長の糧に変え、バイデン米大統領からも絶賛されるほどの高い評価を得ました。
その他NQ 0/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月16日 10:25
  • 🔍 収集: 2026年5月16日 10:31(発表から6分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月16日 14:41(収集から4時間9分後)
【パリ16日中央社】台南出身の行倫邑氏は、フランス大統領府であるエリゼ宮でデザートシェフとして活躍している。日々マクロン大統領のために腕を振るい、バイデン米大統領がフランス訪問の際にそのデザートを絶賛したことでも注目を集めた。行氏は大統領府での11年間、周囲から実力を疑われたり、懐疑的な目で見られたりすることもあったが、それらの声を自らを高めるための原動力に変えてきたと語る。

台湾の僑務委員会委員長である徐佳青氏は、最近の欧州視察の際、駐仏代表の郝培芝氏の計らいで、エリゼ宮の向かいにあるカフェ「メゾン・エリゼ」を訪れ、行氏が手掛けたデザートを試食した。メゾン・エリゼは一般公開された施設で、1階には記念品店、2階には行氏が責任者を務めるカフェが併設されている。

行氏は普段、マクロン大統領夫妻の日常のデザートや、大統領の外遊時の機内食、さらに国賓を迎える晩餐会のデザートなどを担当している。2024年にフランスを訪問したバイデン米大統領は、晩餐会のデザートとして出されたアイスクリームを完食し、さらにおかわりを求めた上で「誰が作ったのか」と尋ねたというエピソードがある。

この日、行氏が振る舞った看板メニューの一つ「冬の庭(Jardin d’hiver)」は、エリゼ宮内にある1881年建築の温室からインスピレーションを得たものだ。1986年生まれの行氏は、2012年に渡仏。言葉を学んだ後に調理師学校で資格を取得し、2015年に自らエリゼ宮の門を叩いてインターンシップの機会を勝ち取った。努力が認められて正式に採用され、2023年にはデザートシェフに昇格した。

「自分自身を貫くことが重要で、周囲の声は障壁ではなく向上心への刺激になる」と語る行氏は、フランスの美食文化の中、台湾人として多様なスタッフと共に働いている。オランド前大統領とマクロン現大統領という2代に仕えた経験を持ち、マクロン大統領夫妻の健康志向についても明かした。

徐委員長は、行氏のデザートを絶賛し「台湾人はそれぞれの分野で独自の貢献をしており、その特性を世界に示し続けてほしい」と、海外で活躍する台湾人たちにエールを送った。

よくある質問

行倫邑氏はいつからフランスで働き始めましたか?

2012年にフランスへ渡り、語学と調理技術を習得した後、2015年にエリゼ宮でインターンとして働き始めました。

行倫邑氏が注目されたきっかけは何ですか?

2024年にフランスを訪れたバイデン米大統領が、晩餐会で提供された行氏のデザートを絶賛し、直接誰が作ったのかを尋ねたことが広く知られるきっかけとなりました。

行倫邑氏が担当している主な業務は何ですか?

大統領夫妻のための日常的なデザートのほか、外遊時の機内食、国賓を招いた国宴でのデザート、国家行事に伴う出張調理などを担っています。