トランプ氏、中国によるNVIDIA「H200」調達は未承認と明かす 「中国は自国開発を目指している」

トランプ米大統領は、習近平国家主席との会談でAIの「ガードレール」に関する協力について協議したことを明らかにした。また、NVIDIAの高性能チップ「H200」の対中輸出に関して、中国側が自国開発を優先しており、現時点では購入を承認していないとの見解を示した。
その他NQ 0/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月16日 18:25
  • 🔍 収集: 2026年5月16日 18:31(発表から5分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月16日 18:59(収集から27分後)
【ワシントン共同】トランプ米大統領は、中国の習近平国家主席と人工知能(AI)の「ガードレール」に関する問題について議論したことを明らかにした。また、北京での2日間にわたる首脳会談の期間中、米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)の高性能チップ「H200」についても話題に上ったことを明かした。

ブルームバーグ通信によると、トランプ氏は会談後、大統領専用機(エアフォースワン)で記者団に対し「我々はAIのガードレールに関する協力の可能性について議論した」と述べた。具体的な内容を問われると、「以前から協議しているような標準的なガードレールだ」と説明した。

米政府当局者はトランプ氏の訪中に先立ち、米側がAI問題について懸念を表明する意向を示していたが、詳細な議論の内容については触れていなかった。AIスタートアップAnthropic(アンスロピック)が開発したモデル「Mythos」が世界的なサイバーリスクをもたらす可能性があると発表したことを受け、米側はAI関連問題を定期的に協議する新たな対話チャンネルの構築を目指すとしていた。

米政府による中国への先端技術輸出規制は、長年両国間の主要な争点となっている。トランプ氏は昨年12月、NVIDIAが中国の顧客向けにH200チップを輸出することを承認し、対中AI規制を大幅に緩和したが、現時点でNVIDIAや米国の他の半導体メーカーに新規の受注は入っていない。

トランプ氏は今回、中国がH200チップの購入を承認していない点について、「中国側が選択しなかったからだ。彼らは自国でチップを開発したいと考えている」と述べた。その上で、「この問題について議論は交わしており、何らかの進展があるかもしれない」とも示唆したが、詳細は語らなかった。

ルトニック米商務長官は先月、一部のH200チップの対中輸出が許可されたものの、中国当局が自国のテック企業による購入をまだ許可していないため、実際には輸出が行われていないと指摘していた。NVIDIAのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)がトランプ氏の代表団に急遽同行したことで、この高性能チップの販売進展への期待が高まっていた。

グレアー米通商代表部(USTR)代表は、H200チップの調達を承認するかどうかは中国側の判断次第であるとの考えを示した。

よくある質問

なぜ米国は中国へのAIチップ輸出を制限しているのか?

米国は、AI技術が軍事目的で利用されるリスクを懸念し、先端半導体などの重要技術の中国への流出を制限する政策をとっています。

中国がNVIDIAのH200チップをすぐ購入しない理由は?

トランプ氏の発言によれば、中国は外部の技術に依存するのではなく、自国で独自の半導体を開発する方針を優先しているため、調達の承認を保留しているとされています。