トランプ氏、習近平氏との会談で経済・貿易の突破口を模索 台湾海峡問題が敏感な焦点に

米国のトランプ大統領は15日、中国の習近平国家主席と首脳会談を行い、経済や貿易分野での実質的な成果を目指しました。会談ではボーイング機購入などの合意が示された一方、習主席は台湾問題で強硬な警告を発し、米中関係に緊張感も漂いました。また、両首脳はホルムズ海峡の開放維持で一致し、イランへの軍事支援を行わない方針についても確認しました。

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  • 📰 発表: 2026年5月15日 10:22
  • 🔍 収集: 2026年5月15日 10:32(発表から10分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月15日 14:21(収集から3時間48分後)
中央通信 (中央社・北京15日、総合外電報道)米国のトランプ大統領はきょう、中国の習近平国家主席との首脳会談の最後の協議で、経済・貿易分野における実質的な成果を目指す。しかし今回の首脳会談は、習近平氏が台湾海峡両岸問題について異例に強硬な警告を発した影に覆われている。 AFP通信によると、トランプ氏は農業、航空、人工知能(AI)などの分野で商業合意を成立させたい考えで、中東の戦争など地政学的課題でも進展を求めている。 トランプ氏は習近平氏を「偉大な指導者」「友人」と呼んでいるが、習近平氏はこれまで、トランプ氏が示した友好的姿勢に対して比較的控えめな反応にとどまっている。 前日には双方が握手を交わし、華々しい雰囲気が演出されたものの、習近平氏は敏感な台湾海峡両岸問題について直接警告し、対応を誤れば米中が「衝突」に向かう可能性があると指摘した。これにより、今回の首脳会談には影が差した。 トランプ氏はきのう、記者団に対して台湾関連問題についてコメントしなかったが、米財務長官のスコット・ベッセント氏は金融メディアCNBCに対し、大統領が「今後数日以内」にさらに説明すると述べた。 一方、トランプ氏はもう一つの重要議題であるイラン戦争について言及した。FOXニュースの単独インタビューで、習近平氏が中国はテヘランに軍事支援を提供しないと保証したと述べた。 トランプ氏は「習近平氏は軍事装備を提供しないと述べた。しかも非常に断固としていた」と語り、習近平氏は石油やその他の重要物資の輸送のため、ホルムズ海峡が開かれた状態に保たれることを望んでいると述べた。 トランプ氏はまた、習近平氏が言及した「トゥキディデスの罠」理論にも反応した。この政治理論は、新興大国と既存の大国が競争する際、戦争のリスクが高まるとするものだ。 ただし習近平氏は、米中両国はこうしたリスクを「乗り越える」ことができると述べた。 トランプ氏はきょう未明、ソーシャルメディアに投稿し、習近平氏が「米国を、衰退しつつある可能性のある国として非常に優雅に表現した」と指摘した。 トランプ氏は、習近平氏が指していたのは自身の政権下の米国ではないとし、米国は「驚くべき復活」を経験していると自称したうえで、それはバイデン氏が大統領だった時の米国を指したものだと述べた。 自身のSNSプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、トランプ氏は「2年前、われわれは確かに衰退しつつある国だった。今や米国は世界で最も注目を集める国だ。中国との関係がこれまで以上に強固で良好なものになることを願っている」と述べた。 トランプ氏は、習近平氏が「多くの面で私が成し遂げた重大な成功を祝福してくれた」と述べた。 トランプ氏はきょう、議論の重点を貿易問題に移す見通しで、同行団にはテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)やエヌビディアのジェンスン・フアンCEOを含む複数の米企業トップが加わっている。 またトランプ氏はFOXニュースの単独インタビューで、重要な取引の一つを先取りする形で発表したように見え、中国がボーイングの「大型機200機」を購入することに同意したと述べた。 しかしこの発言を受けてボーイング株は下落し、市場が中国によるより大規模な購入を期待していたことを示した。 双方の間にはなお複数の争点が残っている。中東では米国とイスラエルの戦闘が続き、これによりイランが重要航路であるホルムズ海峡を閉鎖し、中国と世界の石油供給に影響を及ぼしている。 ホワイトハウスは短い声明で、米中首脳が「エネルギーの自由な流通を支えるため、ホルムズ海峡は開かれた状態に保たれなければならないことで一致した」と明らかにした。分析筋は、この問題がトランプ氏の交渉上の立場を弱める可能性があると指摘している。トランプ氏はこの影響で、当初3月末に予定していた訪中日程を延期していたためだ。(翻訳:徐睿承)1150515 事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりのご支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードし、最新ニュースをリアルタイムで把握しましょう。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することを禁じます。