斉柏林衛星、7月に正式運用へ 国産部品16項目が飛行実績を取得へ
台湾初の国産サブメーター級リモートセンシング衛星「齊柏林衛星(FS-8A)」が7月に正式運用を開始する。衛星に搭載された16項目の国産コンポーネントも軌道上での検証に成功し、飛行実績を獲得する見込みだ。
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- 📰 発表: 2026年5月14日 17:27
- 🔍 収集: 2026年5月14日 17:32(発表から5分後)
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中央社ニュース (中央社記者・頼于榛、台北14日電)斉柏林衛星(FS-8A)は昨年11月、打ち上げと軌道投入に成功した。国家科学及技術委員会はきょう、現在までに画像品質が当初設計を満たし、かつ上回っていることを確認したと明らかにした。7月に正式運用を開始する予定で、衛星に搭載された16項目の自製国産部品の軌道上実証もいずれも設計上の任務を満たしており、半年間の軌道上データ収集を完了すれば、正式に飛行実績を取得できるという。 「フォルモサ衛星8号」は台湾初の自製サブメートル級リモートセンシング衛星コンステレーションで、2025年から2031年にかけて毎年配備される。初号機の「斉柏林衛星」は昨年11月に打ち上げと軌道投入に成功し、今年1月に撮像を開始、2月には第1弾の画像成果を公開した。国家科学及技術委員会はきょう、行政院会で斉柏林衛星の運用状況と画像活用について報告し、近日開通した淡江大橋と台北港の画像も披露した。 国家科学及技術委員会の報告によると、斉柏林衛星は7月に正式運用を開始する予定。現在、画像品質は当初設計を満たし、かつ上回ることが確認されている。原始解像度は1メートルで、画像の後処理により0.7メートルまで向上でき、画像鮮明度(MTF)と信号対雑音比(SNR)も当初設計を上回っている。 また、衛星に搭載された16項目の自製国産部品の軌道上実証も、いずれも設計上の任務を満たしている。半年間の軌道上データ収集を終えれば、正式に飛行実績を取得できる。国家科学及技術委員会の林法正副主任委員は行政院会後の記者会見で、16項目の国産部品には衛星コンピューター、電力制御ユニット、太陽電池パネル展開機構などが含まれ、いずれも台湾製の部品だと説明した。 国家科学及技術委員会は、フォルモサ衛星8号は台湾が初めて自製したサブメートル級リモートセンシング衛星コンステレーションであり、今後は毎年打ち上げて星系を構築するとしている。1日に複数回の再訪能力により、高頻度の観測と全世界をカバーする衛星画像を提供でき、国土安全、環境監視、精密農業、防災・災害調査などの分野に活用できる。また、国内の産学研チームによる宇宙産業サプライチェーンの構築を促し、低コスト、高性能で国際競争力を備えた衛星プラットフォームと複数の国産重要部品の創出につながるとしている。 国家科学及技術委員会によると、フォルモサ衛星8号コンステレーションの最後の衛星は、主鏡直径を0.8メートルから0.9メートル、画像解像度を30センチ級とする計画で、極めて挑戦的だという。2031年の飛行試験に成功すれば、台湾の自製光学衛星能力は世界トップ10入りに向かうことになる。 行政院の李慧芝報道官はきょう、行政院会後の記者会見で、卓栄泰行政院長が報告を聴取した後、斉柏林衛星はパンクロマチック画像(白黒)、マルチスペクトル画像(カラー)、融合画像を提供するだけでなく、世界最高解像度のレッドエッジ波段画像も取得しており、環境監視能力を高められると述べたと伝えた。 卓栄泰氏はまた、「フォルモサ衛星8号」は台湾が国際宇宙産業チェーンへ正式に歩み出す重要な出発点であり、国内産業の高度化を牽引する任務も担っていると述べた。国家科学及技術委員会に対し、宇宙科学技術人材の育成を継続し、低軌道通信衛星、自主打ち上げ、衛星応用、宇宙探査などの重点発展分野に取り組むよう求めるとともに、省庁横断の資源統合と宇宙産業の高度化を通じて、台湾の伝統産業の高度化を促し、宇宙経済を台湾に根付かせ、同時に世界のサプライチェーンと結び付けていく考えを示した。(編集:翟思嘉)1150514 事実とともに立つことを選んでください。皆さま一人ひとりのご支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、写真、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、または利用することはできません。