トランプ氏が中国訪問へ 元ホワイトハウス高官「台湾問題は敏感、慎重な対応が必要」
トランプ米大統領が訪中する中、元米国家安全保障会議報道官のカービー氏は台湾問題を巡る米中政策における言葉の慎重な使用を強調した。これは、誤った発言が地政学的な混乱を招く可能性を指摘するもの。
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- 📰 発表: 2026年5月13日 17:06
- 🔍 収集: 2026年5月13日 17:32(発表から25分後)
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中央通信 (中央社北京13日、総合外電報道)トランプ米大統領が今週中国を訪問するのに伴い、ワシントンの対台湾政策が再び注目の的となる可能性がある。元ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)報道官のカービー氏は自身の経験を踏まえ、当局者が台湾問題について語る際には極めて慎重でなければならず、鍵となるのは正確な言葉遣いだと述べた。 AP通信によると、過去約50年にわたり、米大統領は台湾および中国に対する米国の政策を説明する際、常に薄氷を踏むような対応を迫られてきた。わずかな失言であっても、地政学的な動揺を引き起こす恐れがあるためだ。 米国の「一つの中国」政策は、中国が台湾を中国の一部と主張している立場を米国が認識する一方で、台湾とは非公式な関係を維持するというものだ。 米国の対台湾政策は意図的に曖昧さを残しており、いわゆる「戦略的曖昧性」に基づいている。つまり、中国が武力によって一方的に現状を変更しようとした場合、米国は台湾が自衛のための資源を持つことを確保することには同意しているが、北京に対抗するため米国がどの程度の軍事行動を取るのかは明確にしていない。 米国の対台湾政策は、台湾の安全と主権を保障しつつ、過度な約束によって北京を刺激しないよう、慎重に均衡を保っている。過去には一部の米当局者がこの問題で失言し、政府が急いで外交的な修復措置を取らざるを得なかったこともある。 バイデン前米大統領の政権でホワイトハウス国家安全保障会議報道官を務めたジョン・カービー氏は、「鍵は言葉遣いを正確にすることだ。台湾問題について語る際には極めて正確でなければならない。率直に言って、重大な利害が関わっているからだ」と述べた。カービー氏は国務省および国防総省の報道官も務めた経験がある。 トランプ氏の第1期政権で国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏の中国政策首席顧問だった余茂春氏は、「これらの両岸関係の概念を扱うことは確かに非常に難しい。しかし、多くの誤解や失言が生じる理由は、これらの概念そのものが中国によって仕掛けられた概念上の罠だからだ。そもそも説明できないものを説明することはできない」と指摘した。 現在、ハドソン研究所中国センター所長を務める余氏は、米国は台湾防衛へのコミットメントをより明確に示すべきだと考えている。余氏は、「一つの中国」政策であれ、北京が主張する「一つの中国」原則であれ、「完全に中国によって構築された概念だ」と述べた。 余氏はさらに、「中国指導部は、米国が台湾を防衛する決意に何らかの曖昧さが存在すると、本気で信じたことは一度もない」と語った。 同氏によると、むしろ米国は長年、中国の脅威の度合いに応じて台湾防衛計画を策定してきた。ワシントンがこれまで台湾海峡情勢の緊張時に、複数回にわたり台湾海峡へ兵力を展開してきたことがその証拠だという。 現在、トランプ政権は対台湾政策に変更はないと強調している。トランプ氏は近年、台湾への複数の大型武器売却を承認しており、外交上の言葉遣いをめぐる慎重な調整には冷ややかな態度を示している。 それでもカービー氏は、「国務省、国防総省、あるいはホワイトハウスの演壇で発言したことがある人なら誰でも知っている。台湾問題に関わる場合は、必ずメモを確認し、即興で自由に話してはならない」と述べた。 カービー氏によれば、重大な失言が発生した場合、まず米国の政策担当者から抗議が起こる。彼らは容赦なく不満を表明し、「直ちに訂正声明を出すよう強く求める」という。(翻訳編集:洪培英)1150513 事実とともに立つことを選んでください。皆さま一人ひとりの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、写真、映像、音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。