Metaに逆風、欧州司法裁「出版社と合理的な補償を協議すべき」

欧州司法裁判所は、Metaがオンライン出版者に対しコンテンツ利用の公正な報酬を交渉する義務があると裁定しました。これにより、特にAIによるニュースコンテンツ利用が増加する中、出版社の交渉力強化が期待されます。
イベントNQ 0/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月12日 21:23
  • 🔍 収集: 2026年5月12日 21:32(発表から9分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月13日 04:24(収集から6時間51分後)
中央社 (中央社ローマ12日総合外電報道)欧州司法裁判所(European Court of Justice)はきょう、テクノロジー大手Metaを相手取ったイタリアの法的争いで同国を支持し、オンライン出版社は自社コンテンツの使用についてデジタルプラットフォームと合理的な補償を協議する権利があるとの判断を示した。 AFP通信によると、この訴訟はイタリア政府が欧州司法裁判所に提起したもの。これに先立ち、Facebookの親会社Metaは、MetaやGoogleなどの情報サービス提供者に対し、プラットフォーム上に掲載される出版社のコンテンツについて補償を支払うよう出版社と協議することを義務付けたイタリアの法律に異議を唱えていた。 裁判所はきょうの判決で、「報道コンテンツの出版社は、その報酬が出版物のオンライン利用を許諾する対価を構成する場合、公正な報酬を受ける権利を有する」と指摘した。 裁判所は同時に、出版社は許諾を拒否することも、無償でコンテンツの利用権を提供することも選択できると述べた。 欧州出版社評議会(European Publishers Council、EPC)は、この判決を「極めて重要」と評価し、人工知能(AI)やデジタルプラットフォームが報道コンテンツを大量に利用する中で、特に大きな意味を持つと述べた。 EPCの事務局長アンジェラ・ミルズ・ウェイド氏は、この重要な判決は、出版社が今後、大手テクノロジープラットフォームとより公正な協議を行う助けになると述べた。これらのプラットフォームは過去、市場での優位性を背景に、誠実な交渉姿勢を欠くことが多かったという。 MetaはAFP通信のコメント要請に直ちには応じなかった。 イタリアの通信規制当局AGCOMは2023年、出版社への合理的な報酬の算定方法を定めたが、Metaはこれに異議を唱え、EU法と矛盾すると主張していた。 欧州司法裁判所はきょうの予備的判決で、この案件をイタリアの裁判所に差し戻した。そのうえで、出版社が合理的な補償を得られるよう求めるイタリアの措置は、出版社がデジタルプラットフォームによる自社コンテンツの利用を「許諾または禁止」できるとするEU著作権指令に実際に適合していると述べた。 欧州司法裁判所は、イタリアがプラットフォーム事業者に関連義務を課すことは、企業活動の自由と、知的財産権、メディアの自由、多元性の保護との間で公正な均衡を取る助けになると強調した。 裁判所はまた、合理的な補償を算定するために必要なデータを出版社へ提供するようプラットフォームに求めるイタリアの規定は「合理的」な措置だとの見解を示した。 判決は、出版社は交渉において不利な立場にあると指摘した。Metaのようなプラットフォームだけが、コンテンツの経済的価値を評価するのに十分なデータを保有しているためだ。(翻訳:劉文瑜)1150512 事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握しましょう。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。