軍内部の機密講義資料を撮影し報酬 台北地検、国家安全法違反で2人を起訴

台湾陸軍の元兵士2名が、中共の情報機関員に軍事機密情報を漏洩し、約8万元の報酬を得た容疑で国家安全法違反により起訴されました。この事件は、台湾における国家安全保障上の懸念を浮き彫りにしています。
その他NQ 0/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月12日 11:28
  • 🔍 収集: 2026年5月12日 11:31(発表から3分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月13日 07:44(収集から20時間12分後)
中央社 (中央社記者・謝君臨、台北12日)陸軍の元上級軍曹班長、陳泰尹被告は、中国共産党の情報工作員「王哥」に取り込まれ、元軍曹班長の李俊達被告に、公務上秘密とすべき講義資料を撮影させて王哥に渡し、約8万台湾元の利益を得た。台北地検はきょう、国家安全法違反などの疑いで陳、李両被告を起訴した。 台北地検の起訴内容によると、陳泰尹被告は民国102年(2013年)9月に退役していた。陳被告は民国100年から102年(2011~2013年)にかけて、当時軍曹班長だった李俊達被告(現在は中尉)とともに、陸軍第6軍団砲兵第21指揮部で勤務していた。 起訴によると、陳被告は民国112年(2023年)11月ごろ、友人を通じて中国共産党の情報工作員である王哥と知り合った。陳被告は自身の財務状況が悪く、金を稼ぐ手段を急いで探していたところ、王哥から軍内部の機微情報を渡せば報酬を得られると誘われた。陳被告は李被告がなお軍に在職していることを知っていたため、民国113年(2024年)3月16日に李被告と面会した。 起訴内容では、陳被告は李被告に対し、中国共産党の情報工作員である王哥を知っており、軍内部の資料を撮影すれば金に換えられると説明した。さらに通信アプリの微信(WeChat)で王哥に電話をかけ、李被告に紹介した。王哥は、李被告の月給の2倍を報酬とし、軍内部の機微情報の撮影・提供に協力すれば別途ボーナスを支払うと約束したが、李被告は王哥の提案を受け入れなかった。 起訴によると、李被告は民国113年1月4日から専門軍官訓練を受けており、そのため国軍が外部に公開していない、公務上秘密とすべき講義資料を所持していた。陳被告はこの講義資料を入手して王哥から報酬を得るため、同年4月7日、金を返すことを口実に、当時なお訓練中だった李被告を誘って面会した。 起訴内容では、民国113年4月7日午後8時ごろ、陳被告と李被告は台北市北投区のある駐車場で面会した。2人は陳被告の車内に入り、陳被告が携帯電話で公務上秘密とすべき講義資料を撮影し、探知・収集した後、携帯電話で撮影した写真ファイルを王哥に送信した。 その後、陳被告は事情を知らない友人に仮想通貨ウォレットを提供させ、民国113年4月13日に王哥から仮想通貨テザー(USDT)2500枚(米ドル相当)の支払いを受けた。この友人はさらに時価に基づきテザーを同額相当の台湾元に換金し、同月17日と18日にそれぞれ4万9500台湾元、2万9940台湾元を陳被告名義の口座に送金した。陳被告はこれにより7万9440台湾元の不法利益を得た。 台北地検の楊舒雯検察官は捜査の結果、国家安全法に違反し、中国大陸地区のために公務上秘密とすべき文書・電磁的記録を漏えい、交付、探知、収集した疑い、および汚職治罪条例に定める公務員が主管外の事務について職権上の機会を利用して利益を図った疑いなどで、きょう陳、李両被告を起訴した。また、陳被告は捜査中に犯罪収益を自主的に返納しており、検察は裁判所に没収を宣告するよう求めている。勾留中の陳被告はきょう裁判所に移送された。(編集:李亨山)1150512 事実とともに立つことを選ぶ。皆さま一人ひとりの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信または利用することはできません。