大切なコレクションがみんなの所蔵品に 台湾博物館が民間寄贈品を展示

国立台湾博物館は、民間から寄贈された貴重な収蔵品を展示する「物件の記憶-家蔵、寄贈と新生」ミニ企画展を本館で開催しています。この企画展は、個人の思い出が公共の文化財として生まれ変わる物語を伝えます。
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  • 📰 発表: 2026年5月12日 18:29
  • 🔍 収集: 2026年5月12日 19:02(発表から32分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月13日 05:12(収集から10時間10分後)
中央社 (中央社記者・王宝児、台北12日)亡き妻を思う真珠のネックレス、少女がくず鉄と引き換えに飴を手に入れる様子を描いた絵画。かつて人々の大切なコレクションだったこれらの品々は、後に国立台湾博物館に寄贈され、きょうから本館で展示されている。同館は市民の思いを共有するため、今後も民間からの寄贈品を定期的に展示する。 国立台湾博物館の所蔵品は約13万8000点で、その約2割が民間からの寄贈によるもの。昨年は23人の民間の協力者から文物や標本の寄贈を受けた。2026年ミニ展示「物件の記憶-家蔵、寄贈と新生」の開幕記者会見がきょう行われ、「台湾植物誌」の手描き原稿や日本統治時代の染付便器などが展示されている。 同館の陳登欽館長は、同館が昨年から毎年5月にミニ展示で民間寄贈品を紹介することを決めたと説明した。社会の人々が大切な収蔵品を公立博物館に託すことは重要な委託であり、寄贈品は収蔵後に収蔵庫へ入り、いつ再び公開されるか分からないことも多い。市民への感謝を示すとともに、それぞれの品が持つ深い物語を共有したいと述べた。 例えば、寄贈者の陳秀さんは1940年代の真珠のネックレス1点を寄贈した。これは母の陳周冷寿さんの嫁入り道具だった。陳周冷寿さんは日本統治時代、優れた服飾技術で多くの蓄えを築いたが、戦後にマラリアにかかって亡くなった。比較的貧しかった夫の家では、その後多くの財産を次々と質に入れたが、この真珠のネックレスだけは亡き妻をしのぶ品として残された。 小さな人々の品から大きな時代をのぞかせるものとしては、素人画家・洪米花が描いた農村の少女もある。少女は飴を食べるために廃鉄を集めて交換した。また、貧しい家庭で子どもが多すぎて食べる物が足りないという哀切な思いも描かれている。寄贈者の謝碧蓮さんは、骨董の屏風や書画の名家・傅申の陶磁作品を寄贈した。謝さんは近年、台湾博物館に300点以上の文物を寄贈している。 謝碧蓮さんは、自身は会計を専攻し、卒業後に米国へ渡ったと話した。30年前に夫とともに台湾へ戻ってからは、国立故宮博物院で現在までボランティアを続け、器物の鑑賞や絵画の見方を学んだという。今回寄贈した傅申の陶磁器は四角形で、とりわけ珍しく、篆書、草書、行書など異なる書体の題字もあり、非常に華やかで美しいと語った。 文化部の李遠部長はあいさつで、博物館の最大の機能は、人に自分が存在しているという感覚を持たせることにあると述べた。台湾博物館が展覧会を通じ、多くの人々が展示品の中に記憶を見いだせるようにしていることに深く感謝するとし、多くの人に展覧会を訪れ、さまざまな物から歴史を見つけ、自分自身の記憶を見つけ、人が存在する意味を見つけてほしいと語った。 2026年ミニ展示「物件の記憶-家蔵、寄贈と新生」は、きょうから24日まで台湾博物館本館で開催される。(編集:龍柏安)1150512 事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりのご支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、写真、映像、音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信および利用することはできません。