3交代制の看護師対患者比、2年後に施行へ 6病院労組が声明「責任転嫁だ」

台湾の6つの病院労働組合が、三班護病比(看護師対患者比率)の法制化における2年間の猶予期間と計算式の問題に対し、衛福部を非難する共同声明を発表。信頼回復のため対等な協議を求めている。
その他NQ 0/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年5月9日 21:50
  • 🔍 収集: 2026年5月9日 22:01(発表から11分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月9日 22:04(収集から2分後)
中央社ニュース (中央社記者・沈佩瑤、台北9日)3交代制の看護師対患者比が法制化され、2028年5月に施行される見通しとなった。6つの病院労働組合はきょう共同声明を発表し、さらに2年先送りするのは責任転嫁であり、計算式に含まれない「ブラックボックス」の数値も是正を拒んでいるとして、データを水増しして平穏を装うものだと批判した。衛生福利部に対し、信頼回復のため対等な協議を実現するよう求めた。 衛生福利部は2024年、3交代制の看護師対患者比の基準を公表した。医学センターは日勤1対6、準夜勤1対9、深夜勤1対11。地域病院は日勤1対7、準夜勤1対11、深夜勤1対13。地区病院は日勤1対10、準夜勤1対13、深夜勤1対15とされた。統計によると全体の達成率は約7割で、このうち日勤は9割に達するという。 立法院はきのう、医療法の一部条文改正案を三読で可決し、3交代制の看護師対患者比が正式に法制化された。衛生福利部の石崇良部長はその後、看護団体は2027年12月の施行を望んでいたが、年末や旧正月の長期休暇などを考慮し、協議の結果、2028年5月1日の実施を予定していると説明した。 6つの病院労組はこの結果に不満を示し、きょう共同声明を発表した。声明では、衛生福利部が「医療機関設置基準」の実施スケジュールを説明する会議を開いた際、労組団体が長年求めてきたブラックボックスの数値や平均値の欠落の是正という重要な要求を無視しただけでなく、2年の「猶予期間」を強硬に設定したとして、強く非難した。 声明は、2年の猶予期間は実質的に頼清徳総統の約束を裏切るものであり、「頼総統の今任期中、違法な病院は1院たりとも罰金や営業停止などの実質的処分を受けないと宣告するに等しい」と指摘した。 声明はまた、中央政府はすでに病院雇用主の人件費を支えるため、納税者の資金を100億台湾元規模で投入してきたと強調。今回、立法院で法制化されたにもかかわらず、衛生福利部は作業を急ぐどころか、「これまで通り病院側を擁護し、患者の安全と看護労働者の権利を顧みない姿勢を貫いている。遺憾だ」とした。 声明では、3交代制の看護師対患者比の計算には主に3つの問題があるとも指摘した。第一に、隔離病床と緩和ケア病床がケア量に算入されないブラックボックスの問題。第二に、全月・全院平均値を採用することによる実態との乖離。第三に、病院が申告するデータに対する監査手段が欠けているという違法性の問題である。これらはいずれも、労組団体が長年、衛生福利部に全面的な検討と是正を求めてきた重大な欠落だという。 労組は、立法院での医療法改正をめぐる論争や議論は、看護職員がこれまで衛生福利部の政策会議に参加する中で積み重ねてきた強い不信感を十分に反映していると主張。看護現場が長年、法制化の加速を求め、現行の計算式における重大な欠落を明確に訴えてきたにもかかわらず、「衛生福利部は最初から最後まで是正を拒み、形式的に対応して責任逃れをしてきた」と批判した。 声明は最後に、単に協議制度を設計することと、医療従事者の訴えが採用されるかどうかの間には明確な因果関係はないと強調した。核心は一貫して、衛生福利部が現場にどのような態度で向き合うのか、民主的かつ科学的な原則に基づいて政策を検討・策定するのかにあるとして、衛生福利部に即時の見直しと、信頼回復のための対等な協議の実現を求めた。 6つの労組は、国立台湾大学医学院附設医院企業工会、国立台湾大学医学院附設医院癌医分院企業工会、国立成功大学医学院附設医院企業工会、台北栄民総医院企業工会、新光医療財団法人新光呉火獅紀念医院企業工会、振興医療財団法人振興医院企業工会。(編集:黄名璽)1150509 事実とともに立つ選択を。あなたの一つひとつの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。