ASEAN、フィリピンでの海事センター設立を支持 協力と調整を強化

ASEANは、地政学的緊張と海上安全保障の課題が高まる中、フィリピンに「ASEAN海事センター」を設立し、地域の海事協力と調整を強化することを支持した。
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  • 📰 発表: 2026年5月9日 17:10
  • 🔍 収集: 2026年5月9日 17:31(発表から21分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月9日 17:47(収集から15分後)
中央通信 (中央社記者・林行健、マニラ9日専電)地政学的緊張と海上安全保障上の課題が高まる中、東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳らは、地域の海事協力と調整を強化するため、フィリピンに「ASEAN海事センター」を設立することを支持した。 第48回ASEAN首脳会議は昨日、フィリピン中部の都市セブ(Cebu)で閉幕した。フィリピン外務省が本日発表した「議長声明」によると、ASEAN海事センターが設立されれば、ASEANが海事関連事項に対応することを支援し、ASEANの政治、安全保障、経済部門間の分野横断的な調整を促進する。 同センターはフィリピンに設置される予定だが、現在はまだ構想段階にあり、組織体制、運営方法、資金源などは、ASEAN各加盟国による計画策定を待つ段階にある。 「議長声明」によれば、ASEAN首脳らはまた「ASEAN首脳海事協力宣言」(ASEAN Leaders' Declaration on Maritime Cooperation)を採択し、海域の安定維持とASEAN加盟国間の実務協力強化の重要性を改めて確認した。 ASEAN首脳らは南シナ海情勢についても協議し、国連海洋法条約(UNCLOS)を含む国際法に基づき、平和的な方法で紛争を処理することへの支持を改めて表明した。また、航行および上空飛行の自由、海洋環境保護、航行安全を維持する重要性を強調した。 議長声明では特定の国名には言及していないが、近年、フィリピン軍と沿岸警備隊は、中国海警局の船舶や軍艦がフィリピンの排他的経済水域でフィリピン漁民や公船に嫌がらせをしているとたびたび非難している。 ASEANの沿岸警備隊および海洋法執行機関の協力を強化するため、ASEAN首脳らは現行の「ASEAN沿岸警備隊フォーラム」(ASEAN Coast Guard Forum)の重要性を認め、同フォーラムを正式なASEAN部門機関へ格上げすることも検討している。 フィリピンは今年、ASEANの輪番議長国を務めており、テーマを「共に未来へ航行する」(Navigating Our Future, Together)に設定している。7600以上の島々を有する群島国家として、フィリピンは域内の海事協力を優先課題の一つに位置づけている。(編集:韋枢)1150509 事実と共に立つ選択を。皆さま一人ひとりの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文字、画像、映像および音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。