WHO:クルーズ船のハンタウイルス症例、さらに増加の恐れ 流行規模は限定的との見通し

世界保健機関(WHO)は、クルーズ船「洪迪亞斯号」で発生したハンタウイルス集団感染について、5例の確定症例と3例の疑い症例が報告されており、今後さらに増加する可能性があると発表しました。しかし、各国が適切な防疫措置を講じれば、感染拡大は限定的であると強調しています。
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  • 📰 発表: 2026年5月8日 11:46
  • 🔍 収集: 2026年5月8日 12:01(発表から15分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月9日 00:43(収集から12時間41分後)
中央通信 (中央社ジュネーブ7日総合外電報道)世界保健機関(WHO)は本日、クルーズ船「ホンディアス号」で発生したハンタウイルスの集団感染について、これまでに確定症例5例、疑い症例3例が確認されており、症例数はさらに増える恐れがあると明らかにした。一方で、各国が防疫措置を徹底すれば、流行の規模はかなり限定的になるとの見方を示した。 AFP通信によると、オランダのオーシャンワイド・エクスペディションズ(Oceanwide Expeditions)が運航するクルーズ船「ホンディアス号」(MV Hondius)でハンタウイルスの集団感染が発生し、患者からは人から人へ感染する可能性がある「アンデスウイルス株」が検出され、世界的な関心を集めている。 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長はジュネーブで記者団に対し、現在までに確定症例5例と疑い症例3例が報告され、このうち3人が死亡したと説明。「アンデスウイルス株の潜伏期間は最長6週間に及ぶ可能性があることを考えると、今後さらに症例が出る可能性がある」と述べた。 オランダのライデン大学医療センターはその後、新たに1人の陽性確定例が確認されたと発表した。 オーシャンワイド・エクスペディションズによると、ここ数日で患者4人を相次いで退避させた後、現在船内にいる人員はいずれも無症状だという。ホンディアス号は10日にスペインのテネリフェ島に到着する予定。 同社によれば、感染したオランダ人男性は4月11日に船内で死亡した。その妻は4月24日、遺体に付き添ってセントヘレナ島で下船した後、症状が出ている期間に商業便でセントヘレナ島から南アフリカのヨハネスブルクへ移動した。同日にはほかに29人の乗客も下船していた。 テドロス氏は、WHOが12カ国に対し、それぞれの国民がセントヘレナ島で下船したことを通知したと述べた。南アフリカの航空会社エアリンクは、感染したオランダ人女性が搭乗した便には乗客82人と乗員6人が乗っており、関係当局が同便の乗客を追跡していると明らかにした。 セントヘレナ島政府は、地元住民の95%以上がクルーズ船の乗客や乗員と濃厚接触しておらず、乗船もしていないとして、現在の「感染リスクは極めて低い」としている。 WHOの緊急警戒・対応部門責任者アブディ・ラフマン・マハムド氏は、各国が防疫措置を徹底し協力すれば「この流行の規模はかなり限定的になる」との見方を示した。現在、確定例および疑い例は英国、ドイツ、オランダ、スイス、南アフリカで治療または隔離を受けている。 ハンタウイルスはネズミや家ネズミなどのげっ歯類を主な宿主とし、人は感染した動物の尿、排泄物、唾液に接触することで感染する可能性がある。ウイルス株の種類によっては心肺不全や出血熱を引き起こすことがあり、現在ワクチンも特効薬もない。 1人の乗客がアルゼンチンで乗船する前にすでに感染しており、クルーズ船が大西洋を横断する航行中にほかの人へ感染させたとみられている。(翻訳:張茗喧)1150508 ニュースの自由を守る力となるため、事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりの支援がその力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースを即時に把握できます。 本サイトの文章、画像、映像は、許可なく転載、公開放送、公開送信または利用することを禁じます。