高市早苗氏が豪州でひざまずき献花 中国国営メディア系「西側への踏み絵」

日本首相高市早苗がオーストラリアで献花したことに対し、中国官製メディアは「西方への投名状」と批判。これは、日本が西側諸国との連携を強化し、中国に対抗する姿勢を示すものと解釈されている。
その他NQ 0/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月8日 20:19
  • 🔍 収集: 2026年5月8日 20:32(発表から12分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月8日 21:54(収集から1時間22分後)
中央通信 (中央社記者・廖文綺、上海8日)日本の高市早苗首相はこのほど豪州を訪問した際、キャンベラの戦争記念館で無名戦士の墓にひざまずいて献花した。中国国営メディア系の微信(ウィーチャット)公式アカウント「牛弾琴」は、日本の目的は米国など西側諸国に「投名状」を差し出すことだと主張した。 高市氏が豪州でひざまずいて献花したことについて、牛弾琴は6日の投稿で「なぜ南京に行き、30万人の犠牲者の英霊の前で両膝をつかないのか」と反問した。 記事は、高市氏が中国や韓国に行ってひざまずくことはなく、また不可能でもあるとしたうえで、第二次世界大戦の主戦場ではなかった豪州であえてひざまずいたのは「別の形の投名状にすぎず、西側に日本の姿勢を示し、軍事的正常化への道をならすものだ」と述べた。 記事はさらに、高市氏が豪州でひざまずいたのは、豪州の背後にいる米国と英国のためだと主張した。とりわけ、日本、豪州、インド、米国による「クアッド(Quad)」や、日本、韓国、豪州、ニュージーランドによるインド太平洋4カ国(IP4)など、「志を同じくする」パートナー間の協力強化が念頭にあるとした。もう一つの目的はレアアースだとも指摘した。 海外メディアによると、高市早苗氏は4日、キャンベラで豪州のアンソニー・アルバニージー首相と会談し、両国は経済安全保障協力に関する共同宣言を発表した。「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を共同で推進し、エネルギー、レアアースなどの重要鉱物、食料分野で調整と協力を強化する方針を示した。 共同宣言はまた、サプライチェーンに重大な悪影響を及ぼし得る輸出制限措置に対して「強い懸念」を表明した。これは、中国が近年レアアースなどの資源を利用して経済的圧力を強めていることを念頭に置いたものとみられている。 ニューヨーク・タイムズ中国語版は7日、高市早苗氏のベトナムと豪州訪問について、表向きは通常の外交訪問だが、実際には日本の「開幕キャンペーン」であり、日本がアジア太平洋地域における安定した強大な力であることを示す狙いがあると報じた。 報道は、高市早苗氏が中国を直接名指しすることはほとんどないものの、北京の軍事・経済政策がますます強硬化する中で、アジア諸国や豪州に広がる不安を利用しようとしているように見えると指摘した。 報道によると、高市早苗氏はベトナムの首都ハノイを訪問した際、自身の目標は日本の安倍晋三元首相が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進することだと述べた。この概念は中国を牽制する手段の一つとみなされている。高市氏は、志を同じくする国々は人工知能、レアアース、インフラ建設などの分野で協力を強化し、「重要物資を単一の国に過度に依存する」ことを避ける必要があると述べた。(編集:楊昇儒)1150508 事実とともに立つ選択を。皆さまの一つ一つの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、写真、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することを禁じます。