台湾科技大学デザイン学科卒業展、廃棄ボール革のベンチや地震用防護具に変わるスツールを展示

台湾科技大学デザイン学科の卒業制作展で、廃球皮を再利用した球場用ベンチや、地震時に頭部保護具に変形する椅子など、持続可能性と防災をテーマにした革新的な作品が展示されました。
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  • 📰 発表: 2026年5月7日 12:26
  • 🔍 収集: 2026年5月7日 12:31(発表から5分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月7日 22:23(収集から9時間51分後)
中央通信 (中央社記者・許秩維、台北7日電)台湾科技大学デザイン学科の卒業展が開かれ、学生たちがサステナビリティの理念を取り入れ、廃棄されたボールの革を新素材に再製して競技場用ベンチを制作した。また、防災をテーマに、反転させることでスツールを地震時に頭に装着する防護具へ変換できる作品も発表された。 台湾科技大学デザイン学科第26回卒業展は本日開幕した。展覧会は「介」をテーマに、「縄」をテーマイメージとして用い、学生たちが自由と規範の間で揺れ動きながら、自らの創作の軌跡を織り上げていく姿を象徴している。計61組の作品が展示され、環境の持続可能性、防災安全、文化的考察、動物にやさしい社会などの課題への関心を反映し、現実の問題にデザインで応答しようとする思考と実践が示されている。 台湾科技大学デザイン学科の学生、黄方兪さんと林斯勤さんは企業と共同で実験を行い、分解・粉砕、高密度圧縮などの方法を通じて、廃棄されたボールの革を新しい環境配慮型素材に再製し、「サステナブル競技場ベンチ RE-BOUNCE」を制作した。 黄方兪さんは中央社の記者に対し、競技場では廃棄ボールをよく見かけるが、最終的には焼却処理されることが多いと説明した。その多くにはプラスチック成分が含まれており、調査した資料によると、台湾全土の学校では毎年約2.77トンの使用済み球技用品が発生しているという。これほど大量の廃棄ボールを焼却すれば、大気汚染につながる可能性もあるため、廃棄ボールに新たな命を与えたいと考えたという。 黄方兪さんによると、彼女たちはバレーボール、サッカーボール、バスケットボールという、似た構造を持つ3種類のボールに着目した。試験を経て、PU(ポリウレタン)と接着剤を組み合わせて新素材を作り、競技場用ベンチの座面に活用した。ベンチは直線、曲線、直角の3種類の形状に設計され、競技場に合わせて空間を最大限に活用できる。さらに、ベンチ下部やテーブルには球技用品を一時的に収納でき、廃棄ボールの革を再生させる仕組みとなっている。 台湾科技大学デザイン学科の学生、林勤皓さんと袁旭東さんは防災の課題から着想し、「FLIP 地震防護ヘッドスツール」をデザインした。作品の外観はシンプルな低いスツールだが、反転させるだけで頭部と首を守る防護具に変換できる。外殻には衝撃を分散するための脊状の波型構造を採用し、内部にはTPUハニカム素材を使用して緩衝効果と通気性を高めた。さらに蓄光デザインを組み合わせ、停電時でもはっきり識別できるようにしている。 袁旭東さんは、台湾では地震が頻繁に起きるにもかかわらず、家庭に防災設備が少ないと指摘した。その理由には、見た目がよくない、場所を取る、費用をかけたくないといった点があるという。そこで彼らは、防災設備を日常生活に溶け込ませたいと考え、身近なスツールに防護機能を持たせることを選んだ。普段は椅子として使い、地震が起きた際には反転させて頭に装着すれば防護具になる。サイズは4種類あり、4、5歳の幼児から大人まで使用できる。(編集:管中維)1150507 事実とともに立つことを選ぶ。あなたの一つ一つの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することを禁じます。