台湾株高で中央銀行が為替介入、4月の外貨準備高は再び6000億米ドル超え

台湾中央銀行は、4月末の外貨準備高が56.02億米ドル増加し、6024.88億米ドルに達したと発表しました。これは、台湾株の好調による外資流入と、為替市場の不均衡に対する中央銀行の介入が要因です。
金融報告NQ 0/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月6日 19:13
  • 🔍 収集: 2026年5月6日 19:31(発表から18分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月6日 21:56(収集から2時間25分後)
中央社 (中央社記者・潘姿羽、台北6日)台湾中央銀行はきょう、4月末時点の外貨準備高が6024億8800万米ドルとなり、前月比56億200万米ドル増加し、再び6000億米ドルの大台を突破したと発表した。中央銀行外為局の蔡烱民局長は、4月は台湾株が上昇を続け、海外資金の流入を引き寄せたことで、一時的に台湾ドル為替市場の需給バランスが崩れ、中央銀行が市場で外貨を買い入れて調整したことが、外貨準備高を押し上げた要因の一つだと述べた。 蔡氏は、外貨準備高を押し上げた3つの要因を説明した。第一に投資運用収益の計上、第二に4月はドル指数が弱含み、多くの通貨が上昇したため、米ドル換算額が増加したこと、第三に海外投資家が台湾株を大幅に買い越し、一時は1日で1000億台湾ドルを超える買い越しとなり、大量の資金流入によって為替市場の需給が不均衡となったため、中央銀行が外貨買いで調整したことだ。 4月の株式・為替市場を振り返ると、台湾株は月間で7203.64ポイント急騰し、史上最大の月間上昇幅を記録した。台湾株の勢いは強く、ホットマネーの流入を招き、台湾ドル相場も同時に大きく上昇した。4月の台湾ドルは累計で0.332台湾ドル、率にして1.05%上昇し、月足で上昇に転じた。 海外投資家が保有する台湾株の時価総額が膨らむ中、中央銀行の統計によると、2026年4月末時点で海外投資家が保有する国内株式と債券は当日の時価で計算され、台湾ドル預金残高を含めて1兆6149億米ドル相当となり、外貨準備高の約268%に相当した。 メディアから、台湾株が急騰し、海外投資家の保有株式の時価総額が増え、資金の出入りの規模がますます大きくなる中で、中央銀行の為替安定化の難度が高まっているのではないかと問われた。 蔡氏は、海外投資家の持ち株比率が高く、資金流出入の規模が拡大していることは、確かに為替市場にとって課題になっているとしつつ、4月については台湾ドルの上昇幅はなお安定的で中程度だったと述べた。 金融監督管理委員会の統計によると、4月の海外投資家の純流入額は264億米ドルだった。中央銀行が利益や配当の送金を加味した後では、4月の海外投資家の純流入額は70億米ドルとなった。蔡氏は、海外資金には流入も流出もあり、利益確定の動きは常に存在すると指摘した。特に4月は台湾積体電路製造(TSMC)の配当支払い時期に当たり、海外投資家が配当を受け取った後に送金する動きも促されたという。 直近2カ月は外貨準備高の変動幅が比較的大きかったものの、蔡氏は、これが必ずしも常態とは限らないと述べた。今後も市場情勢に従うとし、少数の取引日に明らかな不均衡や大規模な流入・流出が生じた場合、中央銀行は当然、調整の力度を高めるが、現時点では海外投資家の動向も台湾ドルの上昇幅も制御可能な範囲内にあるとした。 海外投資家に対し、為替変動を避けるために為替スワップ取引を活用するよう促しているのかについて、蔡氏は、海外投資家はもともとスワップを利用でき、最近は取引額が比較的多いものの、全体の外貨買い・外貨売りの金額と比べれば、なおかなり小さいと述べた。(編集:張均懋)20260506 事実と共に立つことを選んでください。皆さま一人ひとりの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、写真、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。