ロイター:テスラが完全自動運転支援を推進、EUにはなお懸念
テスラの全自動運転支援システム(FSD)の欧州承認を巡り、イーロン・マスクCEOは早期承認を確信しているものの、欧州の一部の規制当局は、システムが速度超過する傾向や氷路面での安全性、ドライバーの携帯電話使用防止機能などに懸念を示している。承認には二重多数決が必要で、本週の採決は見送られた。
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- 📰 発表: 2026年5月5日 16:31
- 🔍 収集: 2026年5月5日 17:01(発表から30分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年5月5日 17:04(収集から2分後)
中央社ニュース (中央社ブリュッセル5日、総合外電報道)米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、欧州連合(EU)が近くテスラの完全自動運転支援(FSD)システムを承認するとの自信を示していた。しかし、欧州の一部規制当局の電子メールからは、この技術と、同社が主張する安全上の効果に対して、なお懐疑的な見方を持っていることがうかがえる。 ロイター通信によると、テスラ(Tesla)の「完全自動運転支援(ドライバー監視付き)」技術は4月、オランダの道路規制当局RDWから承認を受けた。RDWは現在、この技術についてEUの承認を求めており、関連する重要委員会がきょう公聴会を開く。 マスク氏は先月22日の電話会議でアナリストに対し、「われわれは他の多くの国が(FSDを)承認すると見込んでいる」と述べ、テスラは続いて欧州で自動運転タクシー(Robotaxi)の許可取得を目指すと説明した。 FSDが欧州で承認されるかどうかは、過去2年間に失った市場シェアの回復を図るテスラにとって極めて重要だ。テスラはFSDについて月額料金を徴収しており、このシステムは一定の状況下で自動運転が可能だが、ドライバーには走行中ずっと高い注意力を維持することが求められる。 しかし、これまで公開されていなかった電子メールのやり取りでは、オランダ、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェーの規制当局がFSD技術について複数の懸念を示していた。懸念には、システムが速度超過しやすい可能性、凍結路面での安全性、さらにドライバーが携帯電話の使用を防ぐ安全機構を回避できるかどうかなどが含まれる。 また、テスラがFSD承認を得るため、車主に規制当局へ圧力をかけるよう公然と促している戦略も、規制当局の不満を招いている。 欧州委員会はきょう、オランダ当局者からテスラFSDを承認した理由と、他のEU加盟国もそれに追随すべき理由について説明を聴く。 テスラはロイターのコメント要請に回答しなかった。 FSDがEUで承認されるには、委員会で二重多数の支持を得る必要がある。つまり、賛成票が少なくとも加盟国の55%を代表し、かつEU総人口の少なくとも65%をカバーしなければならない。今週、FSDに関する採決は予定されていない。次回の委員会会合は7月と10月に開かれる予定だ。(翻訳:洪培英)1150505 事実とともに立つことを選んでください。皆さまの一つ一つの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードし、最新ニュースをリアルタイムで把握してください。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、または利用することはできません。