米比合同演習「バリカタン」、トマホークミサイルが1000キロ先の目標に命中
フィリピンとアメリカの合同軍事演習「肩並肩」で、米軍がトマホーク巡航ミサイルを発射し、約1000km離れた目標に命中させました。これは、中距離打撃能力をテストするもので、中国の軍事基地への射程も可能とされています。
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- 📰 発表: 2026年5月5日 16:33
- 🔍 収集: 2026年5月5日 17:01(発表から28分後)
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中央通信 (中央社記者・林行健、マニラ5日専電)フィリピンと米国の合同軍事演習「バリカタン」で、米軍はきょう、フィリピン中部でタイフォンミサイルシステムを使ってトマホーク巡航ミサイルを発射し、約1000キロ離れた目標への命中に成功した。 バリカタン(Balikatan)演習のフィリピン側報道官ヘルナンデス氏はきょう、トマホークミサイルが午前0時12分にタクロバン市(Tacloban)から発射され、午前1時ごろ、ルソン島のマグサイサイ基地(Fort Magsaysay)内にある予定着弾区域に命中したと明らかにした。 今年のバリカタン演習で「トマホーク」ミサイルが発射されたのはこれが初めて。 ヘルナンデス氏によると、今回のミサイル射撃はバリカタン演習の一環で、タイフォンミサイルシステム(Typhon missile system)の中距離打撃能力を試験し、マグサイサイ基地での模擬地上作戦を支援するものだという。 「タイフォン」は米軍の中距離地上配備型ミサイル発射システムで、標準ミサイル6(SM-6)とトマホーク巡航ミサイルを搭載できる。ルソン島北部に配備された場合、射程は中国南東沿岸部や南シナ海の軍事基地に及ぶ。 2024年4月、米軍は「タイフォン」システム1基をフィリピンに配備し、これまでに複数の米比軍事演習に参加してきた。中国政府はこれまで何度も、「タイフォン」システムは地域を軍拡競争に陥らせると警告し、フィリピン側に撤去を求めている。 今年のバリカタン演習は4月20日に始まり、5月8日まで続く予定。フィリピン、米国、日本、カナダのほか、オーストラリア、フランス、ニュージーランドなども参加し、1万7000人を超える将兵が動員されている。演習範囲は南シナ海と台湾に近いフィリピン北部に及ぶ。 フィリピン軍はこれまで、今年のバリカタン演習では複数の先進ミサイルシステムが披露されるとしており、「タイフォン」のほか、「ブラモス」(BrahMos)対艦ミサイルシステムや「海軍・海兵隊遠征艦隊阻止システム」(NMESIS)などが含まれる。(編集:唐声揚)1150505 事実とともに立つことを選んでください。皆さま一人ひとりのご支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握してください。 本サイトの文章、画像、映像、音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、または利用することはできません。