米メディア:中国、中東戦争に強硬姿勢示さず 米国とイラン双方から利益を得ようと模索
中国は米イラン戦争に対し、強硬な態度を示さず、米国とイラン双方から利益を得ようと試みている。米国は中国に対しイランとの交渉を促す一方で、中国企業はイランへの軍事物資輸出を黙認しているという。
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- 📰 発表: 2026年5月4日 18:15
- 🔍 収集: 2026年5月4日 18:31(発表から16分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年5月4日 19:25(収集から53分後)
米イラン戦争の主要ニュース 中央通信 (中央社台北4日)米国とイスラエルが連携してイランを攻撃した後、中国が長年の同盟国であるイランに対してどのような態度を取るのか、世界の注目が集まっている。米メディアは、中国は実際には米国とイランの双方から利益を得ようとしており、一方ではイランに米国との交渉を促し、他方では中国企業によるイランへの軍用物資輸出を黙認しているため、バランス戦略を取っていると報じた。 ニューヨーク・タイムズの報道によると、米国のトランプ大統領(Donald Trump)が米イラン戦争の次の一手を模索し、まもなく中国を訪問しようとしている中、中国はこの戦争がどのような結果になっても利益を得られるよう行動している。中国政府はこれまでのところ、この戦争に対して強硬な立場を表明していない。 報道は、トランプ氏と中国の習近平国家主席が5月に北京で予定している会談で、米イラン戦争が間違いなく重要議題になると指摘した。米国当局者や分析専門家によれば、中国政府は米イラン戦争に関して複数の目標を持ち、慎重に行動しているため、バランス戦略を採用しているという。 分析によると、米国が再び中東戦争の泥沼に深くはまり込むことは、一方では中国に有利に働く。米軍が大量の弾薬を急速に消耗することで、将来米国が中国と衝突した場合の弾薬備蓄も減り、同時にトランプ政権のアジアへの注意も分散されるためだ。他方で、世界的なエネルギー価格の急騰は中国経済にも打撃を与えており、米国によるイラン港湾の封鎖で一部の中国船舶がイランを離れられなくなっている。このため中国も、米イラン戦争を終結させることが自国に有利だと考えている。 ワシントンのシンクタンク、スティムソン・センター(Stimson Center)の中国プログラム主任、孫韻氏は、中国が米国とイランの長期的な戦争継続を望んでいる可能性があると見る向きもあるものの、中国側の論調は実際には緊張緩和に傾いているとみている。 元ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)中国・台湾担当上級部長のラッシュ・ドーシ氏(Rush Doshi)は、中国にとって米イラン戦争の問題は米国の封鎖にあり、米国にとっての問題は中国によるイラン支援にあると指摘した。 米情報機関が把握した情報によると、ある中国企業が肩撃ち式ミサイルの一団をイランへ輸送しようとしている。また米当局者によれば、中国企業はすでに軍民両用物資をイランへ運んでいる。さらに米海軍は、中国からイランへ物資を運ぼうとしていたイラン貨物船を摘発した。トランプ氏はメディアのインタビューでこれに淡々とした態度を示したが、これは習近平氏との首脳会談を円滑に進めようとしていることを示している。 先ごろ北京を訪れて交流した孫韻氏は、トランプ氏が直接要求を出すまでは、中国当局者がイランに実質的な圧力をかけることはないとみている。ただ、中国当局者は米中関係の強化を望んでいるため、トランプ氏がイラン問題をめぐって中国に提示するいかなる要求も真剣に受け止める可能性があるという。 報道によれば、イラン当局者は、中国側が非公式にイランへ「柔軟性を示し、停戦に同意すべきだ」と伝えたと述べている。 しかし一部の専門家は、中国が中東で外交的影響力を拡大する意欲には限界がある可能性があるとみている。 ブルッキングス研究所ジョン・L・ソーントン中国センター主任で、元ホワイトハウス国家安全保障担当官のライアン・ハス氏(Ryan Hass)は、中国の考慮は非常に実利的であり、望んでいるのは「信頼できるエネルギー供給」と「安全な輸出市場」であって、他地域の安全保障上の課題を自国に持ち込むことは望んでいないと述べた。(編集:邱国強/朱建陵)1150504 事実とともにあることを選ぶ。あなたの一つひとつの支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新情報をリアルタイムで把握しましょう。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することを禁じます。