台湾の絵本が初めて日本の親子向けブックフェアに進出、リン・リエンエンのサイン会は満員に

台湾の絵本が初めて日本の「上野の森親子書展」に出展され、文化部駐日台湾文化センターの推進により、台湾は同書展初の海外非営利文化団体としての参加となりました。40作品以上のオリジナル絵本が展示され、朗読会やサイン会、インタラクティブ体験を通じて日本の親子連れの注目を集めました。
イベントNQ 0/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月4日 22:46
  • 🔍 収集: 2026年5月4日 23:01(発表から15分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月5日 00:25(収集から1時間23分後)
中央社 (中央社記者・戴雅真、東京4日専電)日本のゴールデンウィークに親子から最も注目される読書イベント「上野の森親子ブックフェスタ」に、今年初めて台湾の絵本が出展した。文化部駐日台湾文化センターの推進により、台湾は同イベントが2000年に始まって以来、初めて参加した外国の非営利文化機関となった。会場では40点以上のオリジナル絵本を展示し、読み聞かせ、サイン入りイラスト、体験型企画を組み合わせ、日本の親子の関心を集めた。 台湾文化センターによると、今回の展示エリアはベテラン絵本翻訳家の林真美氏が企画し、「日本で出版済み」「台湾のローカル文化」「名作絵本セレクション」の3大テーマで構成された。会場には台湾の絵本作家、林廉恩氏も来日して交流し、「クジラの島」をコンセプトにしたメインビジュアルには、台北101、タピオカミルクティー、台湾ツキノワグマなどの要素が取り入れられ、展示会場の注目を集めた。 会場で企画されたスタンプを押してオリジナルポストカードを作る体験や抽選イベントはいずれも好評で、多くの日本の来場者が絵本の購入情報を自ら尋ねるなど、台湾のオリジナル作品への高い関心と興味が示された。 林廉恩氏は取材に対し、初めて日本のイベントに参加し、現地の読者と直接向き合えたことは「非常に貴重で光栄」と語った。「日本で出版されるだけでも容易ではないのに、このように対面で交流できるのは、とても貴重な経験です」と話した。 林氏のサイン入りイラストイベントも大人気で、きょう午前と午後の回はいずれもすぐに満員となった。会場では読者が自由に描いてほしい題材をリクエストでき、子どもらしく、かつ挑戦的なテーマが寄せられた。子どもからは「ロケットに乗ったペンギン」を求められたほか、恐竜を指定する人もおり、林氏は「普段はロケットやペンギンをあまり描かないので、一時は緊張して参考画像を見なければならないほどでした」と笑いながら話しつつ、こうした即興制作はとても面白いとも語った。 創作スタイルについて林氏は、自身の作品はコラージュを中心に、紙素材、布、羊毛フェルト、さらには写真など多様なメディアを組み合わせており、子どもたちに伝統的な絵画とは異なる芸術の見方を提供したいと説明した。 林氏によれば、絵本制作で最も時間がかかるのは初期の構想と絵コンテの検討だという。「物語の発想と編集者との繰り返しのやり取りに最も時間がかかります」とし、実際の作画はむしろ約1〜2カ月で完成できると話した。文章については意図的に簡潔に保ち、「絵で物語を語りたい」として、読者が自ら情景を感じ取れるようにしている。 今回展示された作品『HOME』は、すでに英語、スペイン語、日本語、韓国語など多言語版に翻訳されている。林氏は、創作の原点は「家に帰る」温かい感覚を伝えることだとし、「毎日仕事や学校、旅行に出かけても、最後には出発した場所に戻る。その安心感を表現したかったのです」と語った。 今回のブックフェスタのステージイベントには、著名歌手の一青窈氏が読み聞かせゲストとして招かれた。一青氏は『HOME』日本語版の翻訳者でもある。 一青氏が絵本翻訳に携わるのは今回が初めてで、翻訳の過程で多くの中国語の擬音語・擬態語に触れ、日本語の表現方法との違いから多くの新たな発見があったと語った。イベントでは林廉恩氏と同じ舞台で対談し、読み聞かせを通じて観客を物語の世界へと導き、会場は熱気に包まれた。 文化部の李遠部長は、絵本は「絵が多く文字が少ない」という特徴を持ち、国際的な発信力を最も備えた文化コンテンツの一つだと述べた。就任以来、「絵本およびグラフィックブック創作新人奨励」「絵本およびグラフィックブック学校」「絵本およびグラフィックブック創作・出版マーケティング奨励」などの施策を相次いで推進し、先ごろ第1回「金絵賞」授賞式も開催した。これは2026年に台湾が正式に「台湾絵本元年」へ入ったことを象徴するものだという。今回の展示作品には複数の受賞作も含まれており、台湾絵本の創作力を示した。 駐日代表の李逸洋氏は、台湾の絵本が日本を代表する親子向け読書イベントに初めて参加したことは大きな意義があると指摘した。言語と世代を越える文化媒体である絵本を通じ、台湾と日本の民間交流と情感の結びつきをさらに深め、日本社会に台湾の自由で開かれ、多元的で包容力があり、創造力に満ちたソフトパワーを見てもらいたいと述べた。 台湾文化センター主任の曾鈐龍氏は、大規模なブックフェアに実際に参加することで、台湾絵本の認知度を高めるだけでなく、日本の出版社が作品に直接触れる機会を得られ、将来の版権協力に向けてより多くの可能性が開かれると強調した。(編集:唐声揚)1150504 事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりのご支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、写真、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。