大西洋のクルーズ船でハンタウイルス感染疑い、オランダが患者搬送の手配に同意

オランダの探検クルーズ会社「オーシャンワイド・エクスペディションズ」の客船でハンタウイルス感染疑いの集団発生があり、3人が死亡しました。船には2名の重症患者がおり、オランダ政府は本国送還を検討しています。
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  • 📰 発表: 2026年5月4日 19:55
  • 🔍 収集: 2026年5月4日 20:01(発表から6分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月4日 20:03(収集から1分後)
中央社電 (中央社ハーグ4日、総合外電)オランダのオーシャンワイド・エクスペディションズが運航するクルーズ船「ホンディウス号」で、ハンタウイルス感染症の発生が疑われ、これまでに3人が死亡した。同社はきょう、オランダ当局が船内の患者2人の医療搬送を手配する方針だと明らかにした。 AFP通信によると、オーシャンワイド・エクスペディションズ(Oceanwide Expeditions)はこの危機について初めて声明を発表し、ホンディウス号(MV Hondius)上で「深刻な医療状況」に対応していることを確認した。 同船はアルゼンチンのウシュアイアを出発し、大西洋の島国カーボベルデへ向かっていた。 同社は3人が死亡したことを認めた。うち2人は船内で死亡し、1人は下船後に死亡した。声明では、乗客1人が現在、南アフリカ・ヨハネスブルグの集中治療室に入っており、さらに2人が「緊急に医療ケアを必要としている」としている。 同社はまた、「オランダ当局は、ホンディウス号で症状を示している2人をカーボベルデからオランダへ搬送する手配を主導することに同意した」と説明した。ただし、この措置はカーボベルデ当局の承認を含む複数の要因に左右されるという。 オランダ外務省はAFPに宛てた声明で、船内の少数の人々を医療搬送する可能性を積極的に評価しているとし、「実施可能であれば、外務省が調整に当たる」と述べた。 クルーズ船は現在、カーボベルデ沖に停泊している。現地の医師が病気の乗客2人の状態を評価するため船を訪れたが、乗客らはまだ上陸を許可されていない。 オーシャンワイド・エクスペディションズは「すべての乗客の下船および医療スクリーニングなどの措置は、現地の保健当局と調整する必要があり、当社は当局と緊密に協議している」と述べた。 同社によると、現在ヨハネスブルグの集中治療室にいる乗客はハンタウイルス(Hantavirus)への感染が確認されている。ただし、3件の死亡例がいずれもハンタウイルスによるものかはまだ確認されていない。また、症状があり船内に残っている乗客2人についても、ハンタウイルス感染はまだ確認されていない。 ハンタウイルスは、げっ歯類の排泄物や尿が空気中に舞い上がることで感染する可能性がある。例えば、ネズミが出入りする小屋を清掃した際に感染することがある。世界保健機関(WHO)によると、このウイルスが人から人へ感染するケースはまれだという。 発症初期にはインフルエンザに似た症状が現れ、その後、心臓や肺の機能不全を引き起こす可能性がある。米疾病対策センター(CDC)のデータによれば、症例の約40%が死亡に至る。(翻訳編集:楊昭彦)1150504 ニュースの自由を守る力となるのは、事実と共に立つという選択、そして皆さま一人ひとりのご支援です。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、写真、映像および音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することを禁じます。