ザンビアがデジタル人権会議を中止 シンクタンクは中国の影響と民主主義の後退を懸念

ザンビアで開催予定だったデジタル人権大会が、中国からの圧力により台湾関係者の排除が求められ中止に追い込まれ、それに伴い世界新聞自由デー大会の規模も縮小されました。この事態は、ザンビアに対する中国の影響力と民主主義の退行に対する懸念を引き起こしています。
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  • 📰 発表: 2026年5月3日 12:28
  • 🔍 収集: 2026年5月3日 12:31(発表から3分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月3日 12:44(収集から12分後)
中央通信社 (中央社、張欣瑜記者、サンフランシスコ2日専電)米メディアSemafoは、ザンビアで開催予定だったデジタル人権会議が、中国の圧力により台湾関係者の参加を排除しようとしたことを受けて中止されたと報じた。これに伴い、同地で開催される予定だったユネスコの世界報道自由デー会議も規模縮小を余儀なくされた。ワシントンのシンクタンクで人権問題を専門とするアンドリュー・フリードマン氏は、ザンビアが北京の影響を受け、民主主義が後退している状況は懸念されると述べた。 Semafoの報道によると、ザンビアの技術・科学相は、中止の理由について、一部の招待講演者の行政手続きと安全審査が完了していなかったためだと説明した。しかし、人権団体や現地メディアは、ザンビアと中国の深い経済関係を背景に、台湾の活動家が出席することで生じる地政学的な敏感さが、背後にある要因だった可能性があると指摘している。 「2026年グローバル・デジタル人権会議サミット」(RightsCon Summit 2026)は、5月5日から8日までザンビアの首都ルサカで開催される予定だった。この騒動により、国連教育科学文化機関(UNESCO)も「世界報道自由デー会議」の規模を大幅に縮小せざるを得なくなった。 報道によれば、「世界報道自由デー会議」は5月4日にルサカで開催予定だったが、主催者はウェブサイト上で「直前の通知」を出し、象徴的な報道自由賞の授賞式をパリにあるUNESCO本部で開催すると発表した。 米国、英国、カナダ、日本、オーストラリアなどで構成されるメディア自由連合(Media Freedom Coalition)は、上記2つの会議の直前の変更について声明を発表し、遺憾の意を表明した。声明では、多くの参加者、記者、メディア関係者、人権活動家が、これらの重要な会議に続けて参加する予定だったが、デジタル人権会議の中止により実現できなくなり、「世界報道自由デー会議」も現在は主にオンライン形式で行われることになったと述べた。 Semafoは、アフリカの多くの国で近年、インターネット規制が強化され、デジタル権利をめぐる議論が高まっていると指摘した。選挙や抗議活動の期間中のインターネット遮断、監視技術の拡大、より厳格なサイバー犯罪法の制定などが含まれ、言論の自由や情報アクセスの権利に対する懸念を引き起こしている。 中国はその中で重要な役割を担うようになっており、アフリカのインフラ投資者であるだけでなく、自国のデジタル統治モデルの輸出者にもなっている。人権擁護団体は、国家管理に傾いたインターネット統治モデルがさらに広がる可能性があると警告している。 ザンビアを含む中国と国交を持つ国々は通常、台湾の主権を承認したと解釈されかねない活動の主催や支援を避ける傾向がある。 ワシントンのシンクタンク「戦略国際問題研究所」(CSIS)の人権倡議ディレクター、アンドリュー・フリードマン氏は、会議が中止される前、この週末にルサカへ向かい会議に参加する予定だったと述べた。 フリードマン氏は、今回の出来事はザンビアの総選挙まで残り3カ月という時期に起きたと指摘した。ザンビアでは、新たなインターネット監視法や記者への嫌がらせの増加など、民主主義が後退していることを示す証拠が増えているという。ザンビアはかつてバイデン政権から民主主義の「明るい例」と評価されていたが、北京の影響と民主主義後退の状況は憂慮すべきものだと述べた。(編集:謝怡璇)1150503 事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりのご支援が、報道の自由を守る力になります。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、写真、映像は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することを禁じます。