タロコ族の勇士・張森さんが模範労働者に 洪申翰労働部長が花蓮慈済病院で表彰

馬太鞍渓堰塞湖災害対応で功績を挙げた護管員の張森氏が全国模範労働者に選出され、鼻咽頭がん治療中の彼を労動部長が病院で表彰しました。困難な状況下での献身的な公務と地域社会への貢献が称えられています。
イベントNQ 0/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月3日 19:34
  • 🔍 収集: 2026年5月3日 20:01(発表から27分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月3日 20:03(収集から1分後)
中央通信 (中央社記者・李先鳳、花蓮3日電)馬太鞍渓のせき止め湖で先遣隊長を務めた張森さんが、今年の全国模範労働者に選ばれた。鼻咽頭がんの治療中で表彰大会に出席できなかったため、洪申翰労働部長はきょう、行政院長・卓栄泰氏の直筆の手紙を携えて病院を訪れ、見舞うとともにトロフィーと証書を授与した。 52歳の張森さんは、花蓮県万栄郷出身のタロコ族。農業部林業・自然保育署花蓮分署の森林保護員として26年間勤務し、中央山脈を駆け巡り、山林を違法採取や違法伐採から守ってきた。 昨年、光復郷ではせき止め湖の越流により重大な洪水災害が発生した。警報システムがすべて流失し、せき止め湖が山奥にあったため各種機材の到達も困難だった。再び越流して二次災害が起きるかどうか分からない中、張森さんは2つの先遣隊の一つである万栄林道隊の隊長を務め、7日間の踏破を経て険しい地形を突破し、せき止め湖の出口に到達。さらに崖を懸垂下降して深い谷へ下り、二次洪水の防止と住民救助に大きく貢献した。その功績により、今年の全国模範労働者の栄誉を受けた。 花蓮慈済病院によると、張森さんは今年1月から鼻血が出始めたが、仕事一筋だったため深刻に受け止めていなかった。その後、同僚に促されて受診し、耳鼻咽喉科医の李家鳳医師により鼻咽頭がんと診断された。現在治療中のため、4月30日に台北で開かれた全国模範労働者表彰大会に参加し、総統府で総統と面会することはできなかった。 洪申翰氏と農業部林業・自然保育署花蓮分署長の黄群策氏らはきょう、花蓮慈済病院を訪れ、張森さんを見舞い表彰した。 洪申翰氏は、馬太鞍せき止め湖の事案では、陰で黙々と努力した英雄たちが危険を冒して険しい場所に入り、重要な気象・環境情報を迅速に伝えたおかげで、政府は災害状況を把握し救援を配置でき、さらに多くの地域が災害の脅威にさらされることを防げたと述べた。 また、張森さんの物語に深く感動し、労働者がそれぞれの持ち場で真摯に責任を果たすことで、社会にもたらせる大きな力を改めて見たと語った。「私の心の中で、張森さんは真のタロコ族の勇士です」と述べた。 トロフィーと証書を受け取った張森さんは、「部長が自ら花蓮まで来て表彰してくださるとは本当に思っていませんでした。本当に感動しています」と話した。自身が先住民であることから、祖先から受け継いだ教え、「山の中では恩返しをしなければならない。何をすべきか、何をしてはならないかを知らなければならない」を守っているという。 張森さんは、せき止め湖の越流により多くの命が失われ、財産にも被害が出たことは非常につらいことだったと述べた。そのため、上司から緊急に山へ入る必要があると告げられ、万栄林道が自分の管轄でもあったことから、同僚とともに迷わず山に入ったという。せき止め湖が再び越流し、光復や万栄郷の集落住民が被災する可能性を防ぎたいとの思いもあった。 張森さんは、全国模範労働者に選ばれたことは、前へ進み続ける力にもなると語り、治療を経て再び職場に戻り、山の中で山林と集落を守り、この土地を守り続けたいと述べた。 花蓮慈済病院の血液腫瘍科医・李啓誠医師と耳鼻咽喉科医・陳培榕医師は、張森さんに現在計画している一連の治療の進行状況を説明した。副院長の陳培榕氏は、同病院は30年以上前から鼻咽頭がんについて非常に深い研究を行っており、現在は張森さんに対して区域および局所の一連の治療と管理を進めていると説明。治療計画は非常に充実しており、必ず患者にとって最大の支えになると述べた。(編集:張銘坤)1150503 事実とともに立つ選択を。皆さま一人ひとりの支援が、報道の自由を守る力です。 中央社「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、画像、映像・音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。