殺鼠剤が生態系に悪影響の恐れ 林業保全署「救護通報システムで監視」
台北市民からのネズミ駆除薬に関する懸念を受け、農業部林業および自然保育署は、野生動物救助通報システムを通じて状況を監視する方針を表明した。台湾猛禽研究会の調査では、猛禽類の肝臓から高率で駆除薬残留が検出されており、生態系への影響が懸念されている。
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- 📰 発表: 2026年5月2日 18:08
- 🔍 収集: 2026年5月2日 18:32(発表から23分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年5月2日 19:05(収集から33分後)
中央社電 (中央社記者・汪淑芬、台北2日)台北市では市民から街中でネズミを見かけるとの声が相次いでおり、殺鼠剤の使用をめぐる問題も野生動物保護団体の懸念を招いている。食物連鎖を破壊し、生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるためだ。農業部林業及自然保育署は、野生動物救護通報システムを通じて監視し、状況を把握するとしている。 林業保全署の説明によると、同署は野生動物救護通報システムを通じ、猛禽類などの種の健康状態や潜在的な中毒事例を継続的に把握する。監視結果と実務上の必要性に応じて、地方政府に関連管理措置の見直しを随時促し、公衆衛生と生態保全の両立を図る。 林業保全署は、ネズミ被害対策は都市行政における環境および公衆衛生の課題であり、環境部もこれまで薬剤の慎重な使用を繰り返し呼びかけていると説明した。毒物は生態系に入り込み、生物蓄積や非対象種による摂食の問題を引き起こすため、生態系に一定程度の被害を及ぼす可能性がある。環境部の専門的評価に基づいて慎重に使用し、非対象種の誤食を避けるべきだとしている。 台湾猛禽研究会はきょうフェイスブックに投稿し、2021年から2024年にかけて、さまざまな原因で死亡した10種106羽の猛禽類について肝臓または胃内容物を検査したところ、61%から殺鼠剤の残留が検出されたと明らかにした。陽性だった猛禽類のうち68%からは、2種類以上の薬剤が検出された。 同研究会は、殺鼠剤の乱用によってネズミ全体の個体数が減るわけではなく、むしろ増える可能性があると指摘している。主な理由は、食物資源が豊富な状況ではネズミが必ずしも殺鼠剤を食べるとは限らず、生き残ったネズミがいれば個体群は必ず回復するためだ。さらに、繁殖速度の遅い捕食者、つまり天敵が食物連鎖を通じて殺鼠剤を摂取して死ぬと、捕食者が減り、ネズミの個体群を抑えられなくなるとしている。(編集:謝雅竹)1150502 事実とともに立つ選択を。皆さまのご支援の一つ一つが、報道の自由を守る力になります。 中央社の「一手新聞」アプリをダウンロードして、最新ニュースをリアルタイムで把握できます。 本サイトの文章、写真、映像、音声は、許可なく転載、公開放送、公開送信、利用することはできません。