インサイダー取引の疑い、力麗グループの郭銓慶総裁が300万台湾ドルで保釈、出国禁止に

中央社ニュース (台北 29日 中央社)記者:謝君臨 力麗(リリー)グループの郭銓慶(クオ・チュンチン)総裁が2件のインサイダー取引事件に関与した疑いが持たれている。郭氏は重要情報の公表前に、親族や知人の証券口座を利用して株を買い付け、不当な利益を得ていたとされる。台北地検は昨日、20カ所を家宅捜索し、郭氏ら6人に出頭を求め事情聴取を行った。聴取後、検察は郭氏に対し300万台湾元(約1,450万円)の保釈金と出国制限を命じた。 また、同事件の被告として、力麒(リーチー)建設の洪(ホン)元副会長、宏易創新(ホンイー・イノベーション)の李(リー)元社長
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  • 📰 発表: 2026年4月29日 09:23
  • 🔍 収集: 2026年4月29日 09:31(発表から8分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月29日 10:40(収集から1時間8分後)
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(台北 29日 中央社)記者:謝君臨

力麗(リリー)グループの郭銓慶(クオ・チュンチン)総裁が2件のインサイダー取引事件に関与した疑いが持たれている。郭氏は重要情報の公表前に、親族や知人の証券口座を利用して株を買い付け、不当な利益を得ていたとされる。台北地検は昨日、20カ所を家宅捜索し、郭氏ら6人に出頭を求め事情聴取を行った。聴取後、検察は郭氏に対し300万台湾元(約1,450万円)の保釈金と出国制限を命じた。

また、同事件の被告として、力麒(リーチー)建設の洪(ホン)元副会長、宏易創新(ホンイー・イノベーション)の李(リー)元社長にそれぞれ50万台湾元の保釈金が命じられた。郭総裁の裴(ペイ)特別補佐、力麗の林(リン)社員とその夫の沈(シェン)氏には、それぞれ30万台湾元の保釈金が命じられた。これら5人全員に対し、出国・出域制限および居住制限が課されている。なお、郭総裁の息子である郭濟綱(クオ・ジーガン)氏は証人として事情聴取を受けた後、帰宅を許された。

検察の調査によると、力麗グループ総裁で力麒建設の元会長である郭氏は、2件のインサイダー取引に関与した疑いがある。1件目は2021年10月27日、力麒建設が2件の土地処分に関する重要情報を公表した際のもの。売却による予想利益はそれぞれ2億4,200万台湾元と4,400万台湾元で、計2億8,600万台湾元余りに上る。郭氏はこの好材料となる情報の公表前に、親族らの名義を借りた証券口座を通じて力麒建設の株を買い付け、利益を得た疑いが持たれている。

もう1件については、宏易創新国際が2024年9月20日に重要情報を公表した際のもの。同社は取締役会において、2024年度の普通株第三者割当増資の価格決定に関する事項を決議し、2万枚(2,000万株相当)の私募株を発行して1億5,200万台湾元を調達する計画を公告した。郭氏は、力麒建設がこの増資の引受人となったことで重要情報を早期に把握し、親族らの名義口座を通じて宏易創新国際の株を買い付け、利益を得たとみられている。

台北地検は28日、法務部調査局台北市調査処を指揮し、裁判所の捜索令状に基づき郭氏ら被告6人の自宅および力麒建設、宏易創新国際の計20カ所を捜索した。全案は証券取引法違反(インサイダー取引)の疑いで捜査が進められており、不当な利益の具体的な額についてはさらなる調査で解明される見通しだ。(編集:李錫璋)20260429

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