米国の反政府暴力が30年で最高に 極左による攻撃数が初めて極右を上回る

米国における反政府暴力事件が過去30年で最高水準に達し、2025年には極左派による攻撃数が初めて極右派を上回った。トランプ政権の移民政策への反発などが背景にあり、銃器や火炎瓶を使用した攻撃や陰謀事件が増加している。
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  • 📰 発表: 2026年4月28日 22:52
  • 🔍 収集: 2026年4月28日 23:02(発表から9分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月29日 01:10(収集から2時間8分後)
中央通信社メッセージ

(ワシントン 28日 総合外電)トランプ米大統領が25日夜、ワシントンで開催されたホワイトハウス記者会見夕食会に出席していた際に銃撃事件が発生し、各界に衝撃を与えた。米メディアの分析によると、米国における反政府暴力事件は過去30年で最高水準に達しており、昨年は極左派による攻撃数が初めて極右派を上回った。

ウォール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)紙は、戦略国際問題研究所(CSIS)がまとめた1994年から2025年までに米国で発生したテロ攻撃事件を分析した。その結果、2025年の政府を標的とした国内の攻撃および陰謀事件は、少なくとも1994年以降で最高を記録したことが判明した。

CSISのデータによると、昨年極左陣営によって引き起こされた攻撃の数は、この20年で初めて極右陣営を上回った。2025年には計20件の攻撃と陰謀事件が記録され、そのうち10件が極左、8件が極右に分類された。

昨年の極左勢力による攻撃事件のうち、約半分は移民当局や関連施設を標的としていたようで、トランプ政権の移民取り締まり政策への対抗措置とみられる。

最新のデータは、移民政策に対する強い反発が昨年の極左派による暴力攻撃回数を押し上げ、20年ぶりに極右による攻撃事件を超えたことを示している。

極右派の暴力も増加傾向にある。昨年6月にはミネソタ州で民主党の州議会議員とその夫が殺害された。同年8月には、COVID-19(2019年コロナウイルス感染症)ワクチンを批判していた男が、米疾病対策センター(CDC)本部外で500発を連射し、警察官1人が殉職した。

全体として、昨年極右派に分類された攻撃では3人が死亡し、極左派の攻撃では1人が死亡した。

過激主義による攻撃の定義は困難な作業だが、CSISは法廷文書や報道に基づき、可能な範囲で政治的傾向による分類を行っている。

ワシントン市警察によると、ホワイトハウス記者会見夕食会で発生した銃撃事件の容疑者は、散弾銃、拳銃、および複数のナイフを所持していた。これは、陰謀や攻撃において銃器が使用される頻度が高まっているというデータ上の傾向と一致している。

しかし、昨年過激派の間で最も多用された武器は、通称「モロトフ・カクテル」と呼ばれる火炎瓶だった。革命政治の象徴とされるこの簡易燃焼装置は、ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事公邸や、移民当局への2件の攻撃を含む、少なくとも7件の攻撃や陰謀で使用された。

昨年1月には、マサチューセッツ州の女が当時の財務長官候補だったスコット・ベセント(Scott Bessent)氏の足元に火炎瓶を投げつける計画を議会警察局に告げていた。また別の男は、カリフォルニア州の郵便局に放火し、「米政府に対して立場を表明するため」と主張した。(翻訳者:高照芬/校閲:陳正健)1150428

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