コールドチェーンと自動選果が後押し、高雄市大樹区の農家が「玉荷包」ライチ100トン超を輸出

台湾最大のライチ産地である高雄市大樹区で、農家がコールドチェーン技術と自動選果機を導入し、直径36mm以上の「覇王級」規格の「玉荷包(ぎょくかほう)」ライチを日本や香港へ年間100トン以上輸出することに成功した。
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  • 📰 発表: 2026年4月25日 13:22
  • 🔍 収集: 2026年4月25日 13:31(発表から9分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月25日 13:38(収集から6分後)
中央ニュース

(中央社記者林巧璉高雄25日電)高雄市は台湾最大の「玉荷包(ぎょくかほう)」ライチの産地であり、毎年5月末から6月初旬にかけて量産される。高雄の農家はコールドチェーン技術と自動選果を活用し、36mm以上の「覇王級」規格を打ち出し、日本や香港への輸出に成功。年間輸出量は100トンを超えている。

玉荷包は、その形が巾着(荷包)に似ており、果肉が玉(ぎょく)のように美しいことからその名がついた。甘みの中に程よい酸味があり、種が小さく、果肉には弾力があり引き締まっている。高雄市は全国最大の玉荷包の産地であり、毎年5月末から6月初旬に最盛期を迎える。

高雄市大樹区の農家、張清泉(ジャン・チンチュアン)氏は、5月に大樹特産の玉荷包ライチの収穫期に入ると語る。今年は異常気象の影響を受け、収穫期がわずか14日間と短く、果実も非常に傷みやすかったが、近年はコールドチェーン技術と自動選果によって天候の制約を克服し、「覇王級」規格の玉荷包を打ち出し、海外輸出に成功している。

張氏はブランド「老張果物」を創設した。同氏は、今年は新技術を導入し、果実の採集後に中心温度を迅速に下げて鮮度を閉じ込める「差圧予冷」設備を初めて採用したと説明。電解水による浄化処理と組み合わせることで、保存期間を効果的に延長し、従来の農業の弱点であった「天候任せ」で保存が難しいという課題を克服した。

鮮度保持技術の向上に加え、張氏は日本輸出グレードの自動転動式選果機を導入し、従来の人の手による選別に代えた。業者によると、かつての玉荷包は枝付きや粒単位での販売が多く、規格の統一が困難だったが、現在は精密な選果により、直径36mm以上の最高級果実を選別。肉厚でジューシーな「爆汁」食感により、高級ギフト市場への参入を果たした。

コールドチェーンの「ラストワンマイル」を途切れさせないため、張氏は物流業者と協力し、パッキング工場内に臨時拠点を設置。果実の梱包が完了すると、即座に冷蔵物流車に積み込まれる体制を整えた。この科学的な管理フローによって供給の安定性が高まり、国内大手ECサイトで数年連続の売上1位を記録したほか、厳しい輸出検査基準もクリアしている。(編集:李錫璋)1150425