【中央社】台北市で24日午後、30代の男がBB弾銃と偽の手榴弾を所持し、市内の中国信託銀行で強盗事件を起こした。銀行員の機転による通報で駆けつけた警察官らにより、男はその場で制圧された。警察の調べによると、男は経済的なプレッシャーから単独で犯行に及んだとみられる。
事件が発生したのは、台北市忠孝東路4段と大安路1段付近の中国信託銀行。通報を受けた台北市警察は直ちに大勢の警察官を現場へ派遣し、犯人の逃走を阻止した。
現場を視察した台北市警察局の林炎田局長によると、午後3時32分に通報を受けてから3分以内にパトロール中の警官や派出所の職員、特殊部隊が到着した。犯人は銀行の金庫内で現金を奪おうとしていたところを警察と対峙し、最終的に取り押さえられたため、金品の被害は免れた。男はスーツケースを持って現れ、約1000万台湾ドルの現金を詰めさせていたという。
地元の里長(自治会長)は、容疑者は近隣住民で、以前から行政の支援対象となっていた人物だったと明かし、犯行前の様子に特に異常はなかったため驚いていると語った。
大安分局の発表によると、男は偽の銃と手榴弾で銀行員や警備員を威嚇していた。警察が証拠品を鑑定したところ、いずれも殺傷能力のない模造品であったことが判明した。現在、台北地方検察署が指揮を執り、詳しい動機や経緯について捜査を進めている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:事件・事故
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