TSMC北米テクノロジーフォーラム開催、2029年量産開始の「A13」プロセスを発表

TSMCは北米テクノロジーフォーラムにて、次世代AIやHPC向けの新プロセス「A13」を発表し、2029年の量産開始を予定しています。さらに2nmプラットフォームの「N2U」や、次世代の先進パッケージング技術のロードマップも併せて公開しました。
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  • 📰 発表: 2026年4月23日 09:53
  • 🔍 収集: 2026年4月23日 10:01(発表から7分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月23日 11:58(収集から1時間57分後)
TSMCは米国時間22日、カリフォルニア州サンタクララにて北米テクノロジーフォーラムを開催しました。今年のテーマは「先端シリコン技術によるAIの拡張」で、同社にとって今年最大の顧客イベントとなり、最新の技術開発と製造サービスが披露されました。

今回新たに発表された「A13」プロセスは、次世代の人工知能(AI)、高性能コンピューティング(HPC)、およびモバイル用途の演算ニーズに対応するため開発されたもので、2029年の量産開始が予定されています。A13は既存のA14プロセスと比較して面積を6%削減し、設計ルールに完全互換性を持たせることで、顧客が迅速に最新のナノシートトランジスタ技術へ移行できるよう支援します。

TSMCの魏哲家会長兼CEOは、顧客が常に将来の革新を見据えているとし、それに対応する信頼性の高い新技術をタイムリーに提供することが重要だと強調しました。同氏は、TSMCが密度、性能、電力効率の面で業界をリードし続け、顧客の成功を支える最も信頼できる技術パートナーであり続けると述べています。

また、今回のフォーラムでは以下のロードマップも示されました。

1. 先端ロジック技術:2nmプラットフォーム「N2U」を2028年に生産開始予定。A12プロセスについても、背面電源供給技術を用いた2029年の生産を見込んでいます。
2. 先端パッケージング:5.5倍のレチクルサイズのCoWoSを生産中であり、2028年には14倍、2029年にはさらに大型のCoWoSおよび40倍レチクルサイズのSoW-X技術を導入予定です。
3. SoIC・光インターコネクト:A14を用いたSoIC技術を2029年に生産開始予定。COUPE(コンパクトユニバーサルフォトニックエンジン)を用いたCPOソリューションは2026年の生産開始を予定しており、電力効率の倍増と遅延の大幅削減を実現します。
4. 車載向け:初のナノシート採用車載プロセス「N2A」を発表。2028年にAEC-Q100認証を取得予定です。

さらに特殊技術として、N16HVプロセスを2026年に導入し、ディスプレイ駆動アプリケーション向けに電力効率と面積効率を大幅に改善する方針です。

よくある質問

A13プロセスはいつ生産開始されますか?

2029年の生産開始を予定しています。

A13とA14の主な違いは何ですか?

A13はA14と比較して面積を6%削減しており、設計ルールに完全な互換性を持つため、顧客はスムーズに最新のナノシート技術へアップグレード可能です。

車載向けにはどのような技術が発表されましたか?

初のナノシートトランジスタ採用プロセスである「N2A」が発表されました。N3Aと比較して、同消費電力下で15%~20%の速度向上が見込まれており、2028年の認証取得を目指しています。