チェコ上院議長、台湾訪問を表明 政府の専用機拒否を「中国への配慮」と批判

チェコの上院議長ミロシュ・ヴィストルチル氏は、6年ぶりとなる台湾訪問を5月末から実施することを発表しました。同氏は両国の協力関係が深まっていることを高く評価する一方、政府が中国への配慮から専用機の提供を拒否したことに対し、強い不満と疑念を表明しました。
イベントNQ 0/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年4月22日 08:56
  • 🔍 収集: 2026年4月22日 09:01(発表から5分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月22日 10:11(収集から1時間9分後)
チェコ上院のミロシュ・ヴィストルチル議長は、5月31日から6月4日にかけて台湾を訪問し、政治対話や文化交流を行う予定です。ヴィストルチル氏は中央通信社の取材に対し、「台湾の友人たちと再会できることを非常に楽しみにしている」と語りました。また、今回は自身の訪台を記録したドキュメンタリー映画『私は台湾人だ』も携えていくとしています。

今回の訪台にあたり、ヴィストルチル氏は政府に専用機の提供を求めましたが、中国との通商関係を考慮した政府によって拒否されました。そのため、同氏はプラハから台北への民間直行便を利用する予定です。議長はこれについて「理解しがたい決定であり、台湾とのビジネスや学術交流を目指すチェコの企業や研究者に対する裏切りだ」と政府を強く批判しました。

同氏は、2020年の前回の訪台以来、両国の協力関係が大幅に進展したと強調しました。現在、半導体産業やデータセンター、人工知能などの先端技術分野でチェコと台湾の結びつきは強まっており、同氏はこれを「チェコの未来にとって極めて重要」と評しています。台湾からの投資は単なる利益だけでなく、高度な技術提供を伴う実質的なパートナーシップであるとし、中国が過去に約束した大規模投資がほとんど実現しなかった状況とは対照的だと指摘しました。

また、政府の決定は中国の顔色をうかがう「過度な配慮」によるものだと疑念を示し、「真の価値観に基づかない現実主義はあり得ない。安全保障や個人のプライバシーを軽視すべきではない」と訴えました。最後に同氏は、1989年以降の自由と民主主義というチェコの重要な資産を、短視眼的な政策で損なうべきではないと強く主張しました。

よくある質問

ヴィストルチル議長はいつ訪台しますか?

5月31日から6月4日の期間で予定されています。

なぜ政府は専用機の提供を拒否したのですか?

公式には明言されていませんが、ヴィストルチル氏は中国との商業利益を損なうことへの懸念や、中国側への配慮が背景にあると批判しています。

台湾とチェコの協力関係の主な分野は何ですか?

半導体製造、データセンター、人工知能(AI)をはじめとする先端技術分野での投資や研究開発が中心となっています。