台東関山小学校が虐待対応遅延で懲戒処分
監察院は先日、台東関山小学校に対し、昨年発生した就学前特別支援学級での虐待事件における監視カメラ映像の確認遅延、保護者への説明不備、児童の受診遅延などを理由に懲戒処分を下した。教育部には今回の事件を教訓に、関連規定の早急な改正を求めている。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年4月21日 18:25
- 🔍 収集: 2026年4月21日 18:31(発表から6分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年4月21日 21:56(収集から3時間24分後)
中央通訊社(中央社記者頼于頼台北21日電)台東県関山小学校の就学前特別支援学級で昨年虐待事件が発生した件で、監察院は先ごろ、監察委員の紀恵容氏と葉大華氏による調査報告を承認し、台東関山小学校を懲戒処分とした。同小学校は、特別支援幼児への虐待監視カメラ映像の確認と対応時期の遅延、保護者への負傷原因説明における重大な事実の軽視、幼児の受診と検傷の機会を逸したことなどが指摘された。 台東関山小学校の就学前特別支援学級では昨年1月、併設幼稚園の特別支援幼児が教師から虐待や体罰を受け、複数の外傷を負った事件が通報された。台東県政府や検察・捜査機関が調査に乗り出したほか、紀恵容氏と葉大華氏も自ら調査を申請した。 監察院教育文化委員会は16日、監察委員の調査報告を承認し、台東関山小学校を法に基づき懲戒処分とした。また、教育部に対し、今回の事件を教訓として、調査手続きにおいて幼児の受診権と法定代理人の情報共有権を確保するよう規定することを求めた。 紀恵容氏と葉大華氏は本日、プレスリリースを通じて、昨年1月、台東関山小学校の就学前特別支援学級で虐待を受けた幼児が複数箇所の外傷を負い、その後に急性ストレス反応を示したと述べた。同校校長は1月9日午前に、虐待教師が特別支援幼児を強く投げつける監視映像の報告を受けたが、その日中に校内安全・災害事件通報を行ったものの、「特別支援幼児の負傷」を理由に「校内安全・災害事件通報作業要点」に基づき緊急事件として扱わなかった。幼児が虐待を受けた後の負傷状況を正確に確認することを怠り、さらに虐待を受けた児童の負傷を、虐待によるものではなく、児童自身の要因や周囲の物品によるものとした。 監察委員は、同年2月27日、虐待を受けた児童の保護者が県政府の調査チームに協力して監視映像を確認した際に、児童が蹴られ、押さえつけられ、強く投げつけられて負傷したことを初めて知り、同校校長が違法行為者を誤導し、庇護したこと、そして虐待を受けた児童を病院で診察・検傷させる機会を遅らせたことを疑問視したと説明した。その後、同校は事件を緊急事件に訂正したものの、負傷者数は依然としてゼロと記載されており、被害幼児の確認過程において過失があった。 さらに、監察委員は、同校がオンライン通報を行い、台東県政府が法に基づき調査できるよう監視カメラ映像を即時に保存したにもかかわらず、虐待を受けた児童の保護者に決定的な録画内容を知らせず、「おもちゃの家のテントのカーテンを引っ張った」ために椅子が倒れて負傷したと説明したと指摘した。これは明らかに重大な事実を軽視するものであり、虐待を受けた幼児の受診権を確保せず、治療と検傷の機会を遅らせた。 監察委員は、教育・保育関係者が関わる違法事件において、調査手続きの中で幼児の受診権をいかに確保するか、また、どの機関が速やかに被害幼児の保護者に対し、被害の程度を説明し、告知すべきかについて、まだ明確な規範がないことを強調し、教育部が今回の事件を教訓として、関連規定を速やかに検討し改正すべきだと述べた。 監察委員はまた、虐待教師が民国112年(2023年)に公務で脳に重傷を負っていたにもかかわらず、事件発生時、小学校が虐待教師の心身の回復状況を確認していなかったため、復職後すぐに特別支援幼児に対する不適切な対応事件が発生したことにも言及した。この評価の怠慢と、その後の幼児への不適切な対応が無関係であるとは言えず、学校および県政府に明らかな過失があったとしている。(編集:張若瑤)1150421