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(中央社記者王宝児/台北14日電)6月の端午の節句を控え、故宮博物院北院では本日より、書画の新展示「独騒-楚辞の文化的イメージと龍舟」を開催する。文学の古典『楚辞』を探求するだけでなく、屈原の最期から広がる節句の民俗文化の姿を様々な作品を通して提示する。
故宮のキュレーターで書画文献処助理研究員の林宛儒氏は本日、ニュースリリースを通じ、「独騒」という展示名には幾層もの深い意味が込められていると述べた。最も直感的なレベルでは「独領風騒(群を抜いて優れていること)」を意味し、「風」は『詩経』を、「騒」は『楚辞』を指し、両者は中国文学の二大古典として並び称される。第2の意味は、屈原の持つ孤独で憂いのあるイメージを指している。
特展「独騒-楚辞の文化的イメージと龍舟」の第1ユニット「戦国時代の戦火の中の屈原」では、楚の重臣であった屈原が生きた激動の時代を描き出す。紀元前4世紀末、秦の恵文王が神々を祀る際に楚の背信を責め、秦の出兵の正当化を主張した政治声明である「詛楚文」は、大国間の駆け引きという歴史的情景をリアルに記録している。
第2ユニット「楚辞:時空を超えた文化的共鳴」では、『楚辞』の古典的な篇章を導きとして、観客を華麗な語彙の間へと誘い、書道や絵画などの分野における『楚辞』の至る所に及ぶ深い影響力を体感させる。中には清代の蕭雲従が描いた「離騒図」も見られ、これは楚辞の図像史における重要なマイルストーンであり、清代初期の木版画芸術の極致と見なされている。
第3ユニット「端午の民俗における屈原の記憶」では、屈原が入水した最期がいかにして水上の儀式へと転化し、詩人を追慕する集団行動になったかを見る。例えば「明代・王穀祥 盤石菖蒲」では、菖蒲と奇石の盆景が描かれ、画幅上方の「菖蒲歌」は植物の特徴と屈原の『離騒』を深く結びつけ、端午の厄除けと不老長寿を祈る民俗を融合させている。
「獨騷-楚辞の文化的イメージと龍舟」は、本日より故宮博物院北部院区の第一展覧館210、212陳列室にて、6月21日まで展示される。(編集:陳仁華)1150414
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