【中央社ワシントン15日】米国とイランは、戦争終結に向けた合意形成のための交渉時間を確保すべく、停戦期間をさらに2週間延長することを検討している。一方、米海軍の空母ジョージ・H・W・ブッシュ打撃群と強襲揚陸艦「ボクサー」を中心とする即応部隊は、今月末までの到着を目指して中東へ進軍を続けている。

トランプ米大統領は7日夜、イランとの間で2週間の停戦に合意したと発表し、8日から戦闘が停止された。双方による第1回和平交渉が11日にパキスタンのイスラマバードで行われたが、約21時間にわたる協議の末、合意には至らなかった。

ホワイトハウスのカリーヌ・ジーン=ピエール報道官(※原文ママ、文脈上の役職準拠)は、米側から「正式な停戦延長の提案はまだない」としつつも、「関連交渉には極めて積極的に取り組んでいる」と述べた。

Axiosによると、米イランの交渉担当者は14日の協議で進展を見せ、戦争終結に向けた枠組み合意に近づいている。パキスタン、エジプト、トルコなどが仲介役として奔走し、22日の停戦期限までに合意を取り付けたい考えだ。

米当局者によると、バンス副大統領、ウィットコフ特使、クシュナー氏らで構成される米交渉チームは14日、イラン側や仲介国と協議を継続し、合意草案の文言調整を行った。「秘密ルートを通じて各国と緊密に連絡を取り合っており、合意に向け前進している」と当局者は語る。

米軍は現在、ホルムズ海峡の海上封鎖を遂行中であり、増援部隊が合流すれば対イラン兵力は5万人を超える見込みだ。空母ブッシュは南アフリカの喜望峰回りで中東に向かっており、強襲揚陸艦ボクサー艦隊もハワイを出発し、到着まで約2週間となっている。

国防総省は、万が一停戦が破綻した場合に備え、さらなる空爆や地上作戦の準備も検討している。元国防総省高官のミック・マルロイ氏は、長期的な海上封鎖は極めて困難な任務であるが、地上作戦に比べればリスクは低いと指摘している。

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  • 出典:中央社 CNA
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