【中央社】SNS上で本日、強力な麻薬「フェンタニル」が台湾に流入したとの懸念とともに、ゾンビのように立ち尽くす男性の映像が投稿され、注意を呼びかける声が広がりました。これに対し警察は、該当男性を尋問したものの異常は認められず、引き続き注視していく方針を示しました。

SNS「Threads」上では、「子供を持つ親は注意が必要。フェンタニルが台湾にも現れた」といった投稿が相次ぎました。投稿には街頭でゾンビのように動く男性の映像が含まれています。

台北市警察万華分局によると、龍山派出所の警察官が本日午前1時頃、環河南路二段の交差点で立ち尽くす男性を発見し職務質問を行いました。男性は警察の問いかけに対し、「家に帰りたいのでタクシーを待っている」と正常に応答したため、不審な点はないとしてその場を離れました。現場付近の学校を管轄する大同分局も、周辺での薬物使用の通報は受けておらず、巡回を強化し学校側と連携を図っていると発表しました。

刑事警察局薬物捜査センターの鄭偉豪副隊長は、拡散された動画について、現場の警察官が既に確認を行っており、薬物の使用や所持の痕跡は発見されなかったと説明しました。また、台湾国内におけるフェンタニルの蔓延率は極めて低く、これまでに台南市で押収された証拠品の中に含まれていた事例が確認されているのみであると述べました。台湾ではフェンタニルとその類似化合物は法的に第二級毒品等として厳重に規制されており、警察は今後も流通状況を厳しく監視していくとしています。

【相談窓口】薬物関連の悩みや相談は、薬物危害防制センター(0800-770-885)までご連絡ください。

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  • 出典:中央社 CNA
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