【中央社】大甲媽祖の巡礼隊列が昨日深夜、彰化市で接駕(神輿の受け渡し)を巡る衝突を起こし、警察官3名が負傷した。警察はその場で騒動を起こした陳姓の男を逮捕し、薬物を押収。本日、公務執行妨害、傷害、毒物取締法違反などの容疑で送検し、検察官の勾留請求を経て、裁判所は夜間に勾留および接見禁止を認めた。

台中市の大甲鎮瀾宮の媽祖は17日夜から9日間にわたる巡礼を開始。昨日深夜、彰化市自強路を通過中、オレンジ色の服を着た集団が警察官を突き飛ばすなどし、彰化分局の蕭偵査隊長が鼻骨骨折、邱分隊長および黄偵査佐が打撲傷を負った。警察は現場で21歳の陳姓の男を現行犯逮捕し、共犯者とみられる残り3名の行方を追っている。

逮捕された陳容疑者は、薬物入りコーヒーバッグやケタミンたばこを所持していた。また、同容疑者は暴力団員としての記録があり、過去にも複数の犯罪歴がある。本日、公務執行妨害、傷害、公序良俗妨害、毒物関連の罪で彰化地方検察署に送検された。検察官の取り調べに対し、傷害および公序良俗妨害の疑いが濃厚であること、および共犯者との口裏合わせや証拠隠滅の恐れがあるとして、彰化地方裁判所に勾留および接見禁止を請求し、裁判所がこれを承認した。

この衝突に対し、ネットユーザーや各界から非難の声が上がっている。大甲鎮瀾宮の顔清標董事長は「媽祖の巡礼は喜ばしい行事であり、受け渡しの際に衝突を起こすなどあってはならないことだ」と述べた。地元選出の黄秀芳立法委員(民進党)は、「宗教信仰が犯罪の隠れみのになってはならない。騒動や公権力への挑戦、薬物所持、暴力団勢力による行為は厳しく非難されるべきだ」と強調した。

同じく陳素月立法委員(民進党)は、すべての信者は宗教活動を悪用したトラブルを容認しておらず、いかなる暴力行為も許さず、警察の厳正な捜査を全面的に支持すると表明。彰化市の林世賢市長も、暴力行為に加え、現場に大量のゴミが残されたことを指摘し、検察と警察に対し、暴力団が宗教活動を隠れみのにしていないか徹底的な捜査を呼びかけた。

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  • 出典:中央社 CNA
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