中央社ニュース

(中央社記者陳容琛、台北15日)アジアビーチ競技大会が中国の三亜で開催される。台湾の陸上競技・走り高跳びの全国記録保持者である葉柏廷は、「走り高跳びイップス(失憶症)」のスランプを乗り越え、表彰台に上がることを目指すとともに、名古屋アジア大会の参加標準記録突破を目標に掲げている。

2年前の全国大学運動会で走り高跳びの全国記録を樹立した葉柏廷は、キャリアのピークを迎えようとしていたが、左足首の靭帯断裂の影響でスランプに陥った。アジア選手権後には限界に達し、1ヶ月の休養を余儀なくされた。復帰後も「走り高跳びイップス」のような症状が現れ、筋力や神経の反応も以前のようには戻らず、昨シーズンは失意のうちに終わった。

今回、台湾代表としてアジアビーチ競技大会の陸上走り高跳びに出場する葉柏廷は、中央社の取材に対し、試合会場の状況はまだ確定していないものの、非常に挑戦的な大会前の調整になると自負していると語った。表彰台に上り、その後の全国大学運動会や新北国際陸上競技オープンで名古屋アジア大会の標準記録を突破し、アジア大会出場の夢を実現したいと語った。

葉柏廷は、現在の回復状況は非常に良く、完治に近い状態だと述べた。しかし、最も克服すべきは心理的な障壁であり、同じ部位を再び負傷することを心配するだけでなく、これまでの努力が水の泡になることも恐れているという。全国記録保持者という肩書きを背負い、より良くならなければならないというプレッシャーから、時折不安を感じることもあると語った。

葉柏廷は、過去の悪いことは忘れ、精神的な成長を追求し、生まれ変わった自分を見せなければならないと語った。また、瞑想を通じて精神を整え、思いのままの気持ちで競技場に立つことを目指している。彼は、この期間の経験が再び壁を突破するための鍵になるかもしれないと考えており、「素晴らしい成長だと思う」と語った。(編集:張雅浄)1150415

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