【ローマ共同通信】イタリアのメローニ首相が、トランプ前米大統領による教皇への批判を「受け入れがたい」と公に反論したことを受け、トランプ氏はイタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』の独占インタビューでメローニ氏を猛烈に批判した。かつては良好な関係にあった両氏だが、今回の件で関係は決裂した格好だ。
発端は、トランプ氏が教皇レオ14世の外交政策を批判したことに対し、メローニ氏が「平和を呼びかける教皇への批判は容認できない」と声明を出したことだった。これに激怒したトランプ氏は、電話インタビューで「彼女は戦争で我々を助けようとしない。彼女には勇気があると思っていたが、見当違いだった」と語った。
トランプ氏は、イタリアが米国の中東政策に協力しない姿勢を問題視し、「イタリアはイランの核武装など関心がないようだ。イランがその気になれば、イタリアを2分で粉砕できるだろう」と警告した。また、メローニ氏について「かつての彼女とは別人のようだ」と酷評し、NATO(北大西洋条約機構)の姿勢や欧州の移民・エネルギー政策についても「ヨーロッパは自壊に向かっている」と強い言葉で批判した。
さらにトランプ氏は、教皇の平和的姿勢に対しても「イランの核の脅威を理解していない」と反論。一方、移民問題で強硬姿勢をとるハンガリーのオルバン首相については「良い友人であり、移民問題に対処できている」と称賛し、移民政策で苦戦する欧州諸国との対比を強調した。
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- 出典:中央社 CNA
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