【ワシントン16日中央社】トランプ米大統領は、イスラエルとレバノンが本日より10日間の停戦を開始すると発表しました。この停戦にはイランの支援を受けるレバノンの過激派組織「ヒズボラ」も含まれます。また、トランプ氏は米国とイランとの間でも平和合意の締結が「非常に近い」と述べました。

AFP通信によると、トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対し、「両者は本日停戦し、ヒズボラもこれに含まれる」と明言しました。レバノンはヒズボラがイスラエルへロケット弾を発射したことで、米国とイスラエルがイランに対して展開する戦争に巻き込まれる形となっていました。

ロイター通信やCNNによると、トランプ氏は10日間の停戦発表後、今後1〜2週間以内にイスラエルとレバノンの指導者がホワイトハウスで会談する可能性があると言及しました。実現すれば44年ぶりとなります。また、AFP通信に対し、イスラエルのネタニヤフ首相とレバノンのアウン大統領が「4〜5日以内」に訪米する見通しであると語りました。トランプ氏は停戦発表に際し両国の首脳と個別に電話会談を行っており、より長期的な合意の実現に向けて取り組んでいるとしています。

さらにトランプ氏は、イランが濃縮ウラン備蓄を放棄することに合意しており、6週間続いた紛争を終結させる平和合意の締結が「非常に近い」と主張しました。対イラン停戦の延長については不透明としつつ、「イラン側も合意を望んでおり、交渉は順調に進んでいる」と強調しました。平和合意が実現し、パキスタンのイスラマバードで署名が行われる場合には、自ら現地を訪問する可能性も示唆しています。

一方、今回の米・イラン戦争を巡るローマ教皇レオ14世の発言に対し、トランプ氏が直接批判を行ったことについては、米国内の幅広い立場のキリスト教徒から非難の声が上がっています。これについてトランプ氏は、「教皇が何を言おうと自由だが、私はそれに同意しない」と反論しました。さらに、教皇はイランが世界にとって脅威であることを理解すべきだと強く主張しました。

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