【中央社】台北国際自動車部品・付属品見本市(台北国際汽機車零配件展)が14日より開幕しました。東元電機は、電動車両用動力システムソリューションとして、400kWの油冷式平角線ダイレクトドライブモーター(T Power Pro)を発表したほか、商用ドローン向け動力システムを展示し、電動バスや商用・農業用ドローン市場へのさらなる拡大を図ります。

東元は、台湾の電動バス市場での強固な基盤を活かし、日本、メキシコ、インドなどの海外市場へ進出しており、北米や欧州の商機も狙っています。機電システム事業群の王栄邦総経理は、3年後には電気自動車(EV)およびドローン関連事業が同事業群の売上高の5%を超える見通しだと語りました。

平角線油冷式モーターについて、高飛鳶総経理は、すでに国内の電動バス事業者から引き合いがあり、将来的には12メートルの都市間長距離電動バスへの搭載が見込まれると述べました。本製品は主に18.5トン以下、7〜12メートル規格のバスをターゲットとしており、今年下半期にシステムテストを実施、2027年上半期の量産開始を予定しています。

また、中壢工場にドローン動力システムの生産ラインを構築したことも明らかにしました。消防救助、太陽光パネル清掃、農薬散布などの用途を想定しており、現在試作段階にあります。年内には本格的な量産出荷へ移行する見込みです。

王総経理によれば、現在の中壢工場の生産ラインは小型偵察ドローン向けが中心で、年末までにラインが整えば年産50万70万個の規模に達します。農業用ドローン向けも年内に設備を完了し、年間4万6万個の生産能力を目指します。高総経理は、今年中に商用ドローン用平角線モーターと大出力電子スピードコントローラーを投入し、10kg〜100kg級の農業ドローンやDaaS(Drone as a Service)市場を攻略する方針です。

さらに、欧州メーカーと共同開発中の統合型電動アクスル(ドライブユニット)についても、台湾、欧州、メキシコの自動車メーカーから採用の意向が寄せられており、今年下半期には試作車を顧客へ提供する予定です。

今後の展望として、同社はEV関連および従来の高低圧モーターの出荷増を見込んでおり、データセンター向けの冷凍空調用高圧モーターの受注も好調であることから、業績の持続的な成長を確信しています。

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  • 出典:中央社 CNA
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