中国の習近平国家主席は15日、ベトナム共産党のトー・ラム書記長兼国家主席と会談し、その後の共同声明で「台湾は中国の不可分の一部」との見解を示しました。これに対し台湾外交部は17日、厳重に反論するとともに、ベトナム側が中国の台湾主権を損なう言論に再び同調したことについて、強い遺憾と不満を表明しました。

外交部が発表した報道資料によると、声明には「新時代における全面的な戦略的パートナーシップの深化と、越中運命共同体の構築推進に関する共同声明」という文言が含まれ、その中で台湾に関する誤った主張がなされました。外交部はこれに対し、中華民国(台湾)は民主主義国家であり、専制的な中華人民共和国とは互いに隷属していないという客観的事実を改めて強調しました。また、中華人民共和国は一度も台湾を統治したことがなく、台湾を代表する権利は民主的手続きを経て選出された政府のみにあると主張し、中国とその追随国に介入の余地はないと断じました。

外交部は、中国政府が他国との会談を利用して台湾の主権を貶める誤った言論を広め、国際社会をミスリードしていることを強く非難しました。ベトナムに対しては、2024年8月にも同様の声明が出された経緯がある中で、再びこうした言動をとったことに対し強く抗議しました。

外交部は最後に、関係各国に対し歴史的事実を無視せず、中国の全体主義の本質を直視するよう求めました。また、台湾は今後も自由民主主義の価値を守り、民主主義陣営と連携して権威主義の拡大を抑止し、台湾海峡およびインド太平洋地域の平和と安定に努める方針を明らかにしました。

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  • 出典:中央社 CNA
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