【中央社】行政院公共工程委員会の陳金徳主委は14日、台南市学甲区の「M幹線排水ポンプ場および調整池工事」の現場を視察し、今年6月に工事が完了する見通しであることを確認しました。これにより、周辺約80ヘクタールに及ぶ地域の治水・防災能力が大幅に向上する見込みです。また、陳主委は全国の関連機関に対し、本格的な出水期(梅雨・台風シーズン)に向けた万全な備えを指示しました。
視察に先立ち、陳主委は学甲区役所で事業説明を受けた後、現場で試運転を行い、設備の正常な動作を確認しました。工程委員会によると、学甲地区は台風や豪雨の際、瓦寮排水路の水位が急上昇しやすく、中正路周辺で排水が滞り浸水が発生する課題がありました。今年7月の台風ケミ(凱米)の際には、10〜30センチの浸水被害が確認されています。
本事業は総額約3億3000万台湾ドルの「前瞻計画(インフラ整備計画)」の一環であり、滞水調節と機械的な排水を組み合わせることで根本的な解決を図ります。新設されるポンプ場には4基の強力な排水ユニットが設置され、稼働開始後は学甲工業区を含む周辺地域の浸水リスクを低減させます。
陳主委は、3月末時点で進捗率が95.51%に達していることを報告し、5月からの出水期に備え、完工前のシステムテストを徹底するよう内政部国土署と台南市政府に強く求めました。さらに、学甲地区の残りの課題については、市が「全流域治水」の原則に基づき追加の予算申請を行うよう促し、省庁間での調整が必要な場合は公共建設督導会報を通じて迅速に解決を図る方針を示しました。
最後に陳主委は、今年は干ばつ対策と洪水対策の両立という難しい対応が求められる可能性があるとし、各機関に対して防災・減災に向けた警戒を怠らないよう強調しました。
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- 出典:中央社 CNA
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