(中央社記者黄麗芸、台北14日電)越境麻薬密輸グループが、時価約4000万台湾ドル相当のヘロインを70足の寿鞋(葬儀用靴)の底に隠し、ラオスから台湾へ小包をスピード郵便で送付した。刑事局は情報を受け取り捜査を進めた結果、数回にわたる行動で3層の受け取り役や主犯格ら5人を逮捕し、送検した。

警政署刑事局は本日、事件解決の記者会見を開いた。捜査第三大隊第1隊長の呉漢中氏は、財務部関務署台北関が昨年、国際的な不審小包に麻薬密輸の疑いがあることを発見し、通報を受けて直ちに人員を派遣。昨年11月24日にラオスから台湾に送られた不審な国際スピード郵便の小包2箱を差し押さえたと発表した。

調査の結果、小包内には70足の寿鞋が入っており、越境麻薬密輸グループは靴底の仕切りに麻薬を隠して縫い合わせていた。合計140袋の第一級毒品ヘロインが押収され、総重量は8490.7グラム、時価は約4000万台湾ドルに上る。

刑事局は直ちに専任チームを結成し、台北地方検察署の検察官の指揮の下で捜査を開始した。

専任チームが詳細な捜査を行ったところ、この不法グループは警察の追跡を逃れるために「多重受け取り」モデルを採用していたことが判明した。まず第一層の汪という男が新北市汐止で実際に小包の受け取りを担当し、現場では荘という男がその動向を監視していた。二人は昨年11月26日に専任チームによって逮捕・拘束された。

続いて、専任チームは同日、小包を受け取って転送するために現れた第二層の受け取り役である高という男を追跡・逮捕した。さらに、荘という男は麻薬密輸グループの上層部である簡という男の指示で動いていたことが判明し、昨年12月1日に台北市信義区で簡という男を逮捕した。

専任チームは綿密な監視体制を敷き、最終的に今年1月21日、新北市中和区で第三層の受け取り役である陳という男を逮捕した。陳容疑者は本事件の全体的な運営を統括していた主犯格であった。

取り調べの後、5人の男は毒品危害防制条例違反の疑いで台北地検に送検された。汪、高、陳の3容疑者は裁判所により接見禁止の勾留が決定し、荘と簡の両容疑者はそれぞれ10万台湾ドルおよび20万台湾ドルの保釈金で保釈された。(編集:陳仁華)1150414

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  • 出典:中央社 CNA
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