台北地検の起訴状によると、曾男は台中神岡大夫第自辦重劃自救会(台中神岡大夫第自主再開発救済会)の会長を務め、台中神岡大夫第自主再開発土地問題に14年間携わってきました。曾男は、この地域の土地再開発に重大な論争があると認識していましたが、司法救済手続きや各地方・中央機関への陳情を複数回試みても解決に至らなかったため、社会の関心を喚起し、個人的な感情を表明するために犯行に及んだとされています。

検察によると、曾男は2月8日午前11時46分頃、台北MRT大安森林公園駅地下1階2号出口の男子トイレのバリアフリートイレ内で、準備した藁、事前にガソリンに浸した果物用発泡スチロールネット、ビニール袋などを床に敷き詰め、引火物としてガソリンを撒き、点火して立ち去りました。これにより、トイレ内の床、壁、ドア枠が焼け焦げ、変色し、間仕切り壁、トイレ内壁に設置されていたトイレットペーパーホルダーや緊急ボタンなどの設備も煙害を受けました。

検察は、曾男が同日午後1時59分頃、台北MRT善導寺駅地下1階2号出口の男子トイレの洋式トイレ個室内で、同様の方法で点火して立ち去ったと指摘しています。これにより、トイレ内の天井が煙で黒くなり、天井の換気口が熱で変形し、洋式トイレ前面が焼損・破損し、床と壁は煤けて黒くなり、トイレ内壁に設置されていたトイレットペーパーホルダーも煙で焼損したとされています。

検察は、曾男の放火行為により、MRT駅内を行き来し活動していた一般市民が、火災に巻き込まれて生命、身体、財産に危害が及ぶことを恐れ、公衆に危害を生じさせたとしています。幸い、駅員がすぐに発見して消火活動を行ったため、大安森林公園駅、善導寺駅の建物本体構造への延焼は免れ、未遂に終わりました。

曾男は犯行後、同日午後に台北市警察局中正第一分局に逮捕され、台北地検に移送されました。検察官の再尋問後、曾男が刑法上の放火罪に問われる嫌疑が重大であり、証拠隠滅、逃亡、および反復実行の恐れがあるとして、台北地方法院に身柄拘束の継続を申請し、認められました。

台北地検は本日、捜査を終結し、刑法上の脅迫による安全危害罪、放火未遂罪で曾男を起訴しました。現在拘束中の曾男は、追って台北地方法院に移送される予定です。(編集:張銘坤)1150407

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  • 出典:中央社 CNA
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