台湾・中央通信社(台北)15日、財務部関務署は本日、昨年の知的財産権侵害案件の摘発状況を発表しました。これによると、押収された模倣品は計492万件、侵害市場価値は9億台湾元を超えました。関務署は、越境ECや国際小包の普及に伴い、模倣品が航空貨物やコンテナ内に隠蔽されて密輸されるケースが増加していると指摘。特にタバコや医薬品は国民の健康に直接影響を及ぼすため、水際対策における最重点監視対象としています。昨年の摘発品目で多かった上位3種は、タバコ、医薬品、衣料品でした。具体的には「ウィンストン(Winston)」の偽タバコや、バイアグラ等の泌尿器系薬、ヒアルロン酸製品の模倣品などが発見されました。また輸出関連では、台北税関がNVIDIA(エヌビディア)の偽造チップ8点を航空貨物から押収し、その侵害額は700万台湾元を超えました。趙台安副署長は、ビッグデータや人工知能を活用してリスクの高い業者や国を分析するほか、ルイ・ヴィトン、Apple、医薬品メーカーなどのブランド権利者と協力し、税関職員の鑑定スキル向上を図っていると説明しました。関務署は、模倣品の輸出入は法的な刑事責任を問われる可能性があると警告し、消費者に信頼できるECプラットフォームでの購入と、不自然な低価格商品への警戒を強く求めています。

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  • 出典:中央社 CNA
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