エンジニアリング大手であるCTCI(中鼎)は本日、国際的なハイテク大手から「南科再生水プラント拡張案件」を受注したと発表しました。投資、設計、建設、運営を一貫して行うモデルを採用し、20年間にわたる運営を担います。

CTCIは、このビジネスモデルにより顧客の初期投資負担を軽減し、サービス購入という形式でカスタマイズされた安定的な再生水の提供が可能になると説明しています。これにより、水道水の使用量を大幅に削減できます。

同社は、当プラントの初期段階から投資・建設・運営に携わっており、工業廃水を半導体製造プロセスに再利用するという世界的マイルストーンを築きました。今回の拡張案を通じて産業界の水供給の強靭性を高め、環境と経済の双方に貢献し、政府の目標である水資源の多様化やネットゼロ実現を支援します。

拡張案の特徴は、AIとグリーンエネルギーを組み合わせた「グリーンエンジニアリング」にあります。工業技術研究院(ITRI)が開発した高度生物処理プロセス(BioNET)を導入し、水質の最適化と省エネ・廃棄物削減を両立します。また、自社開発のスマート水管理システムとデジタル監視技術を駆使し、AIによる精度の高い水回収率と純度向上を実現し、低炭素な造水を行います。

CTCIの楊宗興董事長は、世界的な持続可能な転換と極端な気候変動の中で、安定した高品質な水資源サービスが企業の運営継続における必須要件となっていると指摘しました。南科案件の「再生水の製造プロセスへの安定供給」という成功事例を基に、これを複製可能な「グローバルハイテク・グリーン水供給ソリューション」として、海外のハイテク集積地へ展開する方針です。

また、AIの計算需要に伴う世界的な工場建設ブームに対し、CTCIは電力や水処理インフラの提供を通じて貢献します。特にAI開発が安定したエネルギーに依存する中、台湾国内のガス発電所建設で70%のシェアを誇る同社は、エネルギー転換における重要なインフラ提供者として位置付けられています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
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