新北市金山区の金包里慈護宮は、コミュニティケアセンターとしての取り組みを深化させ、長期介護や文化、地域創生を融合させた「千歳カフェ」を運営しています。平均年齢70歳以上のシニア22名がスタッフを務め、中にはハンドドリップコーヒーの資格を取得したメンバーもおり、高齢者の多様な可能性を体現しています。

各地で媽祖(まそ)の巡礼が盛んに行われる中、金包里慈護宮はユニークな手法で地域のお年寄りや子供たちを支援しています。新北市の劉和然副市長は、高齢化と人口流出という課題に対し、同センターの「千歳カフェ」がシニアの社会参加を促し、生きがいを見出す重要な地域創生のモデルになっていると評価しました。

慈護宮の秘書長、曾碧霞氏によると、このプロジェクトは高齢者の心身の健康増進や家族の介護負担軽減に貢献しています。余剰スペースを活用して開設された同カフェでは、高齢者がバリスタやサービススタッフとしての役割を担っています。水温や粉の挽き具合、抽出時間などを熱心に学んだ結果、すでに5名がハンドドリップコーヒーの資格を取得しており、大きな自信と達成感につながっています。

さらに、カフェの収益の一部は学童の放課後支援基金に充てられており、世代を超えた助け合いの循環を生み出しています。また、「金山漫遊」や大学の地域社会責任(USR)プロジェクトと連携することで、国内外の学生や観光客を引き寄せ、世代間交流の新たなモデルを築いています。曾氏は、千歳カフェが今後もシニアが能力を発揮し、超高齢社会における革新的なロールモデルとなることを目指すと語りました。

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  • 出典:中央社 CNA
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