法務部行政執行署が2001年に設立されて以来、累計徴収額が6980億元を突破した。卓栄泰行政院長は16日の行政院会議において、同署が国家の財政と公共の利益を守り、公権力の徹底に貢献していると高く評価した。特に昨年度は、高額滞納者に対する特別集中執行を行い、前年比38%増となる14億元以上を徴収した。昨年の新規案件数は1417万件に達し、徴収金額も過去4年で最高となる221億元を記録した。

執行署は検察機関と連携し、犯罪に関わる押収物や没収物の売却も強化している。今年3月には台北地方検察署と協力し、太子グループ事件で押収された高級車のオークションを実施し、4億元を超える売却益を得た。卓院長は、今後も関係機関との連携を深め、「5打7安」という施政方針に基づき、犯罪収益の保全と被害者への返還を確実に進めるよう求めた。

一方で卓院長は、法執行における人道的な配慮の重要性も強調した。災害の被災者に対しては執行猶予などの柔軟な対応を行い、飲酒運転による滞納者にはアルコール依存症治療への紹介制度を設けるなど、社会復帰を支援する姿勢を示した。また、今後はAI技術の活用を深め、専門性と効率性を高めることで、執行業務をより円滑に推進するよう指示した。

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  • 出典:中央社 CNA
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