【中央社 雲林県16日】苗栗県通霄鎮の白沙屯拱天宮による媽祖の徒歩巡礼一行が、本日午前、雲林県北港鎮に到着しました。数万人の信徒に囲まれる中、媽祖の輿(みこし)は無事に入宮を果たし、明日未明に帰路に就く予定です。
「ピンクのスーパーカー」の愛称で親しまれる白沙屯媽祖の巡礼は、今年、拱天宮の本殿媽祖、炉主媽、山辺媽が同行し、過去最多となる46万人を超える参加者と共に8泊9日の行程で行われています。一行は本日北港朝天宮に到着し、明日の午前0時10分に「進火(火を移す儀式)」を行い、20日午後4時10分に拱天宮へ戻り、5月1日に炉開きの儀式を行う予定です。
正午過ぎ、人々の「進喔!(進め!)」という掛け声と共に、媽祖の輿は朝天宮へ三進三退の儀式を経て安置されました。拱天宮の洪文華主任委員によると、今年は多くの記録が更新され、巡礼路も西螺や虎尾など例年通らない地域を経由し、多くの友好宮廟との交流を深めました。
洪氏は、今夜の主要儀式である刈火(進火)について、参加者が多いため祈祷文の形式を調整したと説明しました。今年は祈祷文1枚につき288人分の名前が記載され、全1600枚以上にのぼるため、読み上げだけで2〜3時間を要する見込みです。また、近日中は気温が高く、熱中症患者も出ているため、帰路の急ぎ足の行程(2日間で300キロ以上)に向け、水分補給を徹底するよう信徒に呼びかけました。
台北から参加した女性は「道のりは長く身体的にも過酷ですが、行く先々で無償の施しを受けるたびに深い感動を覚えます。来年もまた参加したい」と語りました。朝天宮の蔡咏鍀董事長も、今年は例年以上の盛り上がりを見せ、雲林県内外から集まった人々の熱意に感謝の意を示しました。
なお、この日は雲林県の張麗善県長をはじめ、与野党の政治家や台湾民衆党の主要メンバーらも媽祖を迎えに訪れました。
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- 出典:中央社 CNA
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