【中央社】台湾の衛生福利部疾病管制署(疾管署)は14日、新たに65歳の外国人女性が流行性髄膜炎と診断されたことを発表しました。この女性は今月1日に入国し、3日から腹痛や嘔吐の症状を訴えて入院していました。当局はこれまでに濃厚接触者計21人を特定して健康状態を追跡しており、うち3人には予防的投薬を行っています。

防疫医師の林詠青氏によると、患者に基礎疾患はなく、ワクチンの接種歴もありませんでした。入院当初は小腸閉塞や菌血症と診断されていましたが、その後の血液培養検査で「髄膜炎菌」が検出されました。現在は熱も下がり意識ははっきりしていますが、吐き気があるため引き続き入院治療中です。

疾管署の曾淑慧報道官は、健康な人でも髄膜炎菌を保持している場合があるため、感染源の特定は困難であると説明しました。また、防疫当局は同行者や病院関係者計21人を追跡調査の対象としており、現時点で関連症状が出ている者はいません。

疫学統計によると、アフリカの「髄膜炎ベルト」地帯やベトナム、イギリスなどで現在も感染報告が続いています。林医師は、髄膜炎菌は飛沫感染するものの感染力自体は強くなく、長時間の密接な接触が主な感染源となると述べました。ただし、症状が悪化すると脳脊髄膜炎や敗血症を引き起こし、致命的になる可能性があるため注意が必要です。主な症状として発熱、激しい頭痛、頸部硬直、嘔吐などが挙げられ、致死率は状況によって15%から最大40%に達することもあります。

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  • 出典:中央社 CNA
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